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米キューバ国交正常化へ [中米]

                           by ぼくあずさ

縁故疎開先から実家の焼け跡に材木屋再開を期して父が建てたバラックに母と子供たち5人が移住したのは昭和22年3月でした。朝夕明治通りを進駐軍の戦車が隊列を組んで威嚇しながら走り、上野や浅草には派手に着飾り奇妙な形のゴム靴を履いた朝鮮人の集団が戦勝国民面をしてのし歩いていました。

学校での授業でキューバは砂糖の生産国だとの説明があり、クラス全員がキューバに行きたいと夢見たものです。

Fidel_Castro私が大学2年(1959)の正月に米国Milwaukee,Wisc.に住むペンパルのMikeからカストロとゲバラがキューバで革命に成功、独裁者バチスタがコスタリカに亡命したとの航空便が届きました。この時はまだ米国民は革命成功を大変喜んでいました。

処が米大統領アイクはカストロに会わず
ニクソン副大統領は彼を共産主義者だと
決めつけました。やむなく、カストロは
ソ連の援助を求めフルシュチョフ首相はキューバ危機を起こしました。

1980年ごろ仕事でLosからMexicocityへ飛ぶ機窓から細長いカリフォルニア半島を眺めながら、ここら一帯は米墨戦争で米国がメキシコから
割譲させた歴史を思い浮かべました。キューバもメキシコから独立させ植民地にしたのです。

いつものことながら前書きが冗長でした。本論に入ります。

米キュ^バ国交正常化交渉















2010年のオバマ再選は不法滞在しているヒスパニックを全員米国籍を与えるとの公約で当選しました。奴隷解放のリンカーン二世を自任するオバマ、人気凋落の今また、キューバとの国交回復交渉をスタートさせたのです。写真はBB NEWSより転載。


ぼくあずさのコメント:

(1)中国、北朝鮮の人たちにキューバ人と同じく感喜溢れる日は来る
     のでしょうか?
(2)親中韓、優柔不断の能なしオバマは人口急増のヒスパニックへの
     サービスが唯一の人気回復策。
(3)欧米での「反移民」熱は勢いを増す。
(4)2016年の米大統領選は民主のクリントン夫人と共和のブッシュ
     弟の二人が事実上の立候補表明。
(5)中国の中米進出に歯止めをかけることが必要。
(6)一足早く日米プロ野球界はキューバヒーバーでした。
(7)暫くの間、不定期でコメント欄を閉鎖します。よろしく。


歓喜に沸くキューバ国民、米との国交正常化交渉で
http://www.afpbb.com/articles/-/3034595?ctm_campaign=photo_topics
アメリカ 激化する“反移民”
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014121998008
Viva Cuba ~ 日米で過熱するキューバ選手獲得競争
http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2014063097321.html

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村尾鐵男

率直に言って、キューバは支倉常長が最初に寄ったスペイン領であった時代以降、縁がありません。でも、オバマ大統領曰く、「はるかに大きく、世界への影響力も大きい中国と米国は国交がある。だから、直ぐ近くのキューバとの関係も見直したい」と。それだけが理由だとは思えない何かがまだ隠されているようで、目下、想像逞しく新聞を追っています。
by 村尾鐵男 (2014-12-20 08:52) 

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