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直方隕石と三原山隕石 [フリューレン村だより]

                                               .by ぼくあずさ


2月16日、ウラル地方に帯状の白煙を残し爆発し、粉々になって地上に落下した隕石のニュースは世界中の人々を驚かせた。
偶々同日に地球すれすれに接近して飛び去った小惑星はNASAの予告どおり地球に衝突することはありませんでした。私は双眼鏡を準備して4時半に南西の空を仰ぎ見ましたが、星一つ見えませんでした。

Sone友の夏炉冬扇さんから「世界で一番古い隕石(年号が判明していることで)は知り合いの神社にあります。」との情報が寄せられました。
ありがとうございました。
須賀神社の直方隕石の写真を拝見すると恐れ多くも私の書斎の棚に飾ってある石と何処か似た気を感じました。


科学的根拠のない、ぼくあずさのお話

私の火球との遭遇は中学一年の夏休み、妹二人と一緒に母の生家に遊びに行った時のことです。武蔵五日市線の武蔵増戸駅で降り、西前方に聳える大岳山に向かって歩き、大本家の水田が続く先、地元で「みぞっぽり」と呼ぶ処に差し掛かると、まだ日暮れ前でしたが、後方から頭上を音もなく大きな火球が飛び抜けました。此の道は江戸時代まで五日市街道でした。なお隕石の落下を新聞もラジオも報じませんでした。

あんこコケシ.JPG今から13年前の冬、富士山見物と三原山砂漠縦断を目的に東海汽船で伊豆大島を訪ねました。御神火茶屋であんこコケシを買い求めてから、外輪山内側を左回りに裏砂漠へ向かう人気のないコースを小さな火山弾を捜しながら歩き始めました。暫くして何か不思議な気を感じて立ち止まり、辺りを見まわしても誰もいません。再び歩き始め、また何か気になり足元を見ると砂漠では見慣れぬ小さな黒い石らしいものが僅かに露出していました。掘り出してみると卵状の黒い小石でした。普通の小石の筈はない、火山弾でもない。隕石に違いないと直観、落とさないように大切にタオルで包んでザックの底に詰め持ち帰りました。


三原山隕石(家宝).JPG

「三原山隕石2000.02.16」と私が命名した小石は長さ81㍉x幅42㍉x高さ38㍉、重さ219㌘です。
磁性はありません。三原山表砂漠に落下してから私の発見まで、どの位の年月が経過したのか残念ながら語って呉れません。





ロシア:隕石落下その後 [EUとロシア]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2013-02-19-2 
直方隕石と隕石之碑
http://www.h5.dion.ne.jp/~iruka-fu/D010/noogatainseki.htm 
緑の小石、誕生の秘密 [フリューレン村だより]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2013-01-25-1


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コメント 2

あゆさこ

わぁ~!
ぼくあずささん、隕石をお持ちなんですね!
宇宙からの贈り物ですね。(*^_^*)
by あゆさこ (2013-02-25 00:25) 

ぼくあずさ

あゆさこさん
コメントありがとうございます。22日に訪ねた鎌倉の杉本寺の
外陣右に立つ毘沙門天の足に水晶、緑石などの貴石が埋め
込まれています。その中に黒い石もあります。厄除けの目的
かと思います。
by ぼくあずさ (2013-02-25 03:17) 

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