民主党よ、さて、どうするのか。 [稲門機械屋倶楽部]
2012-8-11 WME36 村尾鐵男
産経新聞からの引用ですが、昭和26年7月9日、駐米・韓国大使が国務省のダレスを訪ね、「対馬は韓国領だが、日本との講和条約で韓国に引き渡されるのか」と尋ね、ダレスは否定しました。その10日後に、今度は竹島の領有権を主張しに現れます。これに対し、米国国務省は文書で、「竹島は1905年以来、韓国の領土として扱われたことはなく、それ以前も韓国が竹島の領有を主張したことはない」と回答しました。
戦後日本の歴代政権は韓国に対して概ね宥和外交で臨み、弱腰と見られる場合も多々ありました。ところが、民主党政権になってから、親韓国の姿勢が顕著になります。政府と党の要職に在る者達が在日韓国人から選挙資金や政治資金の援助を受けてもいて、到底、対韓国外交で厳しい言葉が出せないからです。李王朝時代の古文献を保管している宮内庁から取り上げて韓国へ、返還の必要もないのに手渡しました。さらに必要もない謝罪とやらを繰り返しました。
それほどの民主党親韓政権の顔に李明博は泥を塗りました。民主党から見れば、飼い犬に手を咬まれたも同然です。李明博の支持率は僅かに17%だそうです。実兄と側近が次々に金銭疑惑で逮捕され、今や裸同然の李明博が人気回復を期して打った大賭博です。李明博の軽率な行動で、日韓の国家関係はこれから急に冷えて、10年くらいは回復できないでしょう。
日本の国民は、今、民主党政権が「さて、どうするか」と静かに見続けています。
李明博を不法入国者として韓国警察に逮捕を依頼して国際手配をするか。さらには駐韓・日本大使を召還して、場合によっては韓国との断交をも視野に入れるか。
或いは、さらなる媚韓・宥和外交に走るか。民主党政権なら後者の手段を採るのは容易なはずですが、再び顔に泥を塗られる覚悟を固めなくてはならないでしょう。
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