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奥鬼怒Wanderung -1/3 [フリューレン村だより]

                                                                          .by ぼくあずさ


初めて奥鬼怒の源流を登りつめ岳人憧れの蟹湯に辿り着いたのは
40年近い昔のこと。ランプが灯された囲炉裏で山小屋の主人の話は
興味深いものでした。
その後、林道が開通、リゾートホテルに変貌した。
バブルの頃のことだろうか。私は、躊躇いもなくその後の山行きでは
鬼怒沼登山口にある日光沢温泉に泊った。庭に満開のリンゴの樹が
あったが、今はない。建物はほぼ昔に近い佇まい。


IMG_4294a.JPG
















筬音橋から下流に見える日光沢温泉。

7月31日出発の1泊山行き。事前調査で鬼怒川温泉駅から奥鬼怒の玄関口、女夫渕までのバスが栗山村営から日光市営に替り、便数が
極端に少なくなっていた。


鬼怒川温泉駅 384㍍

蛇王ノ滝    780
野門トンネル
萱峠トンネル
瀬戸合トンネル
川俣大橋    993
女夫渕    1120

川俣ダムの下流にある紅葉の名所瀬戸合峡は暫く前に長い3つのトンネルの完成後は車窓からは見物出来ない。リンク先のライブカメラをご覧下さい。瀬戸合大橋を渡り左手に湖面を見る様になると道は狭く曲がりくねる。やがて女夫渕に到着する。



ぼくあずさの独り言

鬼怒川水系には多数のダムと水力発電所があり、その多くにFDが発電設備を納入している。最近亡くなった太田水力部長に岩山をくり抜いた空間にあるタービン室に案内された。東電さんのお誘いで今市揚水発電所1200MW を見学したこともある。

満員を心配していたバスは行き帰り共に数名しか乗車せず。
道路沿いにあるホテルの大半は休業状態、竜王峡の広いパーキングと食事処は人気なし。1時間35分の谷沿いのバス道脇のドライブインや売店なども略全て閉店している。想像以上の荒廃ぶりに悲しみを覚えた。首都圏の水力電源立地県である栃木県の窮状が思いやられる。

昨年7月に群馬県水上温泉を訪ねた折、送迎バスの運転手さんから、”民主政権による群馬叩きで多くのホテルが倒産、ダム建設中止により、失業者が溢れ、再生の希望もない。多くの総理大臣を排出して来た群馬を目の敵にする民主党、一日も早く退陣すべきだ。”という現実が、栃木県でも起きている。


「4増、4減」「東電社員は給料3割カット」「議員報酬、政党助成金減額せず」「解散総選挙回避」「原発反対」の民主党と離党組全議員は日本には不要分子と思える。多くの日本人の共通認識ではなかろうか。


瀬戸合峡ライブカメラ
http://www.ktr.mlit.go.jp/kinudamu/cctvsetoaikyou/ 
中学写真部仲好し三人組:水上温泉の旅 [フリューレン村だより]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-07-09-4


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コメント 7

夏炉冬扇

今日は。
山奥の温泉、静かでしょうね。
盆過ぎたら1泊旅行できます。
by 夏炉冬扇 (2012-08-03 14:44) 

ぼくあずさ

アルマさん
nice ありがとうございます。
精力的な神社めぐり、いつも感心しております。
暑さ厳しき折、呉々もご自愛下さい。

夏炉冬扇さん
nice とコメントありがとうございます。
標高1490㍍の谷合いの山小屋、満天の星空の
下での露天風呂は格別のものでした。
旅のブログ記事を楽しみにしております。
by ぼくあずさ (2012-08-03 16:14) 

馬爺

今の政党は方向を間違いましたですね、
by 馬爺 (2012-08-03 20:45) 

ぼくあずさ

ma2ma2さん、馬爺さん
nice ありがとうございます。

馬爺さん
独り言へのコメントありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-08-03 21:37) 

ぼくあずさ

xml_xslさん、rtfkさん、あっぷさん
nice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-08-04 03:27) 

村尾鐵男

鬼怒川ダム統合管理事務所が設置したカメラによる現地の実況撮影を初めて見ました。災害の事前探知用と思われますが、サイレント画像から現実の静けさが伝わります。
by 村尾鐵男 (2012-08-04 06:37) 

ぼくあずさ

あゆさこさん、hanamuraさん、カリメロさん
nice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-08-21 21:18) 

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