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神奈川県警ヘリコプター救難事故 [稲門機械屋倶楽部]

                         2012-7-16 WME36 村尾鐵男


産経WEBニュースによると、昨日715日の午後4時頃、厚木市内の中津川で流された59歳の男性を神奈川県警のヘリコプターが出動して吊り上げた際、510mの高さでこの男性を川へ落としてしまい、再度吊り上げて病院へ運んだが、搬送先の病院で死亡が確認されたとのこと。

この男性は川原で仲間とバーベキューをしており、一緒に流された友人は自力で這い上がった。
県警は、吊り落とした男性が既に水死していたと思われると発表しています。

神奈川県警のヘリコプターがどのような機種であり、どのような救難装備を持っていたのか不明ですが、ヘリコプターによる救難事故です。

ヘリコプターが20mとか30mの高度でホヴァリングして吊り上げ用のロープを降ろし、このロープの先端にある輪の中に助けた者の身体を入れて引き上げるのですが、ロープだけを降ろすことはなく、救急隊員が必ずロープと共に降りて、引き上げるときは救急隊員が負傷者や溺れた人を抱きかかえ、場合によっては隊員と被救助者の身体を安全索で結びます。


私の住まいは厚木市にも近いのですが、昨日の午後4時頃はかなり強い南風が吹いていました。神奈川県県警ヘリコプターから降ろした救助用ロープが風で揺らぎ、抱きかかえていた救助隊員の腕が滑って落としてしまったのか。おそらく安全索を結んでいなかったのであろうと想像されます。 (了)


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