今朝の話題：美空ひばり

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　.by ぼくあずさ


美空ひばり（１９３７－１９８９）さん１３歳の米国公演（１９５０）で録音されたレコードが米国で発見された。是非とも聴いてみたい。ひばりさんへの私の想いはリンク先をお読み下さい。


ぼくあずさの独り語（悲しい想い出）

終戦２ヶ月前の昭和２０年６月、父は復員して縁故疎開先の家族の元に帰って来た。部屋の壁には兄姉の習字が飾られ、父のペースで家族の生活が始まった。

父は戦時中統制で閉めていた材木店再開に動き始めた。翌年、焼け野原の田端にバラックを建てた。材木は父の武市時代の番頭仲間の栃木・福島の実家の製材所から貨車で、母の生家からトラックで運び込まれた。協力された多くの人々の顔が思い浮かぶ。

昭和２２年３月、父危篤の電報、父は胃潰瘍の吐血で亡くなりました。
４１歳でした。甲種合格が禍、胃が悪い父に３度目の赤紙（徴兵）が来たのです。私が２，３歳のころ父母と四万温泉（胃病の効能ある）で撮影された写真あり。再訪したいと願いながら未だ実現していません。

多くの人が命を落とし、傷ついた忌まわしい戦争。これが避けられたら、父は家族を残して死ぬことはありませんでした。まさに戦死です。

美空ひばりさん:幻の音源発見…１３歳の米公演
http://mainichi.jp/select/news/20120706k0000m040122000c.html　
昭和の歌姫　美空ひばり
http://flueren.blog.ocn.ne.jp/dorf_flueren/2007/12/post_6b71.html　
小柴漁港フェアとひばりの旧杉田劇場　[時々懇]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-11-20-2

コメント 4

南無阿弥陀仏。
by 夏炉冬扇 (2012-07-06 11:54) 

夏炉冬扇さん、ばんさん、アルマさん、rtfkさん
nice ありがとうございます。

夏炉冬扇さん
コメント多謝。
by ぼくあずさ (2012-07-06 16:06) 

ぼくあずさ御一家に較べれば、私の両親も親戚も非国民で、戦争の犠牲者は一人もいません。最も危険な目に遭ったのは、父方の親類で、満洲を基地とする陸軍爆撃機の後方射手で、戦後はシベリアに拘留されて遅く帰国しました。
by 村尾鐵男 (2012-07-06 22:14) 

海を渡るさん
nice ありがとうございます。
美しい海を眺められる日々の生活、これは格別のことです。
by ぼくあずさ (2012-07-07 13:58)