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脱原発日本:中韓からの嘲笑が聴こえる [エネルギー]

                                  .by ぼくあずさ

今日深夜に北電泊原発3号機が定期検査入りで日本の原発50基すべて停止。
昨年の夏季、関電の節電要請を拒否した橋下府知事、反原発を旗印に昨年11月の地方選で府知事から大阪市長に乗り換え。


ちなみに大阪市は株式シェア8.92%で断トツの筆頭株主。世界的な電力エネルギー需要増と温暖化ガス低減要求、化石燃料枯渇の今、有頂天な彼には産業界の悲鳴や中韓からの嘲笑は聴こえないのだろう。


中国は4基、米国は2基のWH(東芝)APWR、115万㌔原発を新規建設中、原発輸出大国を目指す韓国は140万㌔2基の新規建設認可。

今朝の読売一面に掲載された「節電企業努力に限界」、産業界の悲鳴は権力を狙う政治家の思い付きの脱原発スローガンに煽られ、踊り狂うタレントや市民運動家の声にかき消され。夏の電力不足が9電力中で最も深刻な関電から配電を受けるのに、橋下支持の声ばかりが聴こえる異様さに驚かされる。


三菱自動車京都工場

‘97年に新設した非常用ディーゼル発電を稼働させる。7,8月のコスト増2000万円と重油燃焼による温暖化ガス発生増は「生産維持」の為に構っていられない。


大和ハウスの工場と支店の200ヶ所

各所10台のノートパソコンと照明の5時間分の電源を賄う蓄電池システム1000基の導入。総投資額十数億円に対し、年間回収金額660万円と云う。これ社長の道楽だろうが、株主総会で追及されるべき。

他の多くの企業や工場がディーゼル発電を新設または復旧させており、こんな状態で日本の産業界は空洞化し、雇用を確保出来ない。


政府の推計によれば‘13年の国内の火力発電の燃料費は’10年に比べて3.1兆円増加、‘12年の関電管内の経済成長率は1.0%、日本のGDPは最大0.6%押下げられる。


ぼくあずさのComment

1.経産省と国立大がリードした原子力村の解体

2.東電解体ゴリ押しの菅・枝野コンビは日本経済を衰退させる元凶

3.9電力体制の再確認と官民一体になった再生

4.エネルギー問題を票集め、私利私欲で騒ぎたてる政治家は

  信用ならない

5.マスコミはエネルギー政策を正常化する責任を負う


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村尾鐵男

元首相森善郎が産経の取材に答えて曰く、
「大飯原発は再稼動して石川県内だけに送電し、再稼動に反対する県へ送電しなけらばいい」
在任中はガサツな発言が多かった森善郎にしては名言。
滋賀、京都、大阪への送電を停止すれば、石川県へは隣接府県から工場がが移転し、雇用が創出されて石川県は潤うこと必定。
by 村尾鐵男 (2012-05-05 20:09) 

ぼくあずさ

村尾さん
私も森元首相と貴兄の意見に賛成です。福井、石川、富山の3県が
スクラムを組んでエネルギー経済圏を立ち上げればよい。富山には
関電の黒部ダムもあります。橋下市長が頭を下げて詫びれば、42円/kwh
の安定電力を売ってやればよい。大飯原発はWHとMHI製 原発であり
稼働率が極めて高く、しかも総発電量471万㌔もあります。更に原発が
稼働すれば深夜電力・揚水発電によるピークカットが可能になります。
by ぼくあずさ (2012-05-05 22:18) 

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