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次期主力戦闘機F35をめぐる雑音 [日本]

                                          .by  ぼくあずさ

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F22が米の都合でその導入が不可能になり、仏が抜け英主体で開発されたユーロスターを民主政権に強要され三菱重工・IHIがライセンス生産を検討したが、航空自衛隊の強い要望でロッキード・マーチンのF35に昨年暮れに決まった。処が、前々から云われていたことだが、米軍の予算削減から価格の大幅増と納期遅延の問題を田中防衛大臣が云うに及んで、国防の最前線での深刻さが知れる。

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何処まで本当なのか判らぬが、中国は自力開発と言う名の模倣から、仏露の先端技術を合法的入手に方向転換、開発時間の短縮と経費節減を図る。最新鋭戦闘機を親中のパキスタンやエジプトなどと合作する。これにEU諸国の各種最先端技術の装備品を組み込む。

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F35の調達の目途が立たずF4も生産終了に伴い、戦闘機生産技術の維持不能の状態が続くことは許されない。野田首相は英との武器共同開発に踏み切るが、ユーロファイター導入が念頭にあるのか?

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ぼくあずさのComment

1.軍事大国米の衰退はオバマにより加速した。英でさえ米頼みを

     放棄している現実を冷静に考えることが必要

2.米の民主党政権不信、これが根本問題にある

3.2月29日の米とイスラエルのイラン核問題に関する緊急会談に

  ついて情報がない。対イラン牽制のレベルなのか?

4.ユーロファイターは米製防衛システムとの連携に難があると言わ

  るが、使い慣れていないという人間のレベルのことではないか

5.仏露独伊は中韓に兵器売却は厭わない

6.村尾さんの解説を希望する

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中国の最新鋭戦闘機、梟竜FC-1と殲撃10を分析(2)=韓国

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0502&f=politics_0502_025.shtml 

首相、英国と武器共同開発の方針 榴弾砲の装填装置など打診

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120303-00000508-san-pol 

次期主力戦闘機F35[USA]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-12-13-3  
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コメント 2

村尾鐵男

F22、Euro Fighter、F18 の三機種で比較選考し、戦闘機の備えるべき諸項目で、満遍なくバランスの取れた性能を示したのがF35であり、これが選ばれました。
しかし、米国の国防予算減額でF35の引渡しが遅れるとの懸念が出ているのですが、その真偽は不明です。米国国防省の日本の現政権への嫌がらせとの疑念も消せません。
又、Euro Fighter は米国との協同作戦を阻害するとの論評がありますが、難癖に近いもので、現に米英両軍の協同作戦は順調です。
一度はアメリカの顔を立て、次いで英国製の Euro Fighter に乗り換える高等戦術とも考えましたが、それほど緻密な防衛大臣ではないので、考え過ぎでしょうか。
ただ、欧州製武器は中国へ躊躇いなく売られることもあるので、Euro Fighter へ乗り換えるときは、その歯止めを掛ける協定が必要です。
by 村尾鐵男 (2012-03-04 18:36) 

ぼくあずさ

村尾さん
コメントありがとうございました。 いなくてもよい様な田中防衛大臣、野田首相の白髪が 増えたと云うのもよく判ります。

カリメロさん、rtfkさん、ばんさん、夏炉冬扇さん、
hanamuraさん
ご来訪とnice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-03-05 03:16) 

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