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ギリシャ経済破綻- 2/3 :ギリシャ現代史 [EUとロシア]

                                .by ぼくあずさ

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ケネディ大統領がダラスで暗殺された様子は、史上初衛星中継によるNHKテレビ実況で見た。‘63年11月22日のこと。悲劇の主人公ジャクリーン夫人が5年後にギリシャの海運王、オナシスと再婚したニュースは世界中の人を驚かせた。

日本が16個の金メタルを獲得した第28回夏季オリンピック・アテネ大会は‘04年のこと。

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・ 1923年対トルコ戦争に敗北。先の戦争で獲得した領土を全て失

    い、ギリシャ語が話させないギリシャ人難民110万人が帰国。

    逆にトルコが話せないトルコ人38万人が残された。ギリシャ正

    教徒とイスラム教徒の分離

・ 敗戦を契機に王政が廃され軍事独裁政権によるギリシャ第2共和国

    が成立(1924-‘35年)。この間、’29年には世界大恐慌があった

・  第2次大戦は連合国側に着き、ドイツ、イタリア、ルーマニアに占領

    された

・  1940-‘49年に内戦、大戦後はソ連勢力が浸透

・  1950年和平成立

・ ‘51-’64年に国民平均所得は略4倍に増加

・ ‘73年、キプロスをめぐり対トルコと対立、インフレ率30%に上昇

・  81年EU 加盟、社会主義政権

・ ‘90年3月10日ドイツ再統一

・ ‘04年 アテネ・オリンピック

・ ‘10年 250万人参加ゼネスト

・ ‘11年 財政破綻危機

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ぼくあずさのComment

1.対トルコ戦争と長期軍事独裁政治

2.国民の政治不信

3.EU加盟とバブル

4.社会主義政権によるバラマキ

5.アテネ・オリンピックによるバブル

6.米の欧州・中東からアジアシフト

7.ドイツの変心


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コメント 3

村尾鐵男

私の記憶が間違っていなければ、英国エリザベス女王の夫君エジンバラ公はギリシャの王子だったはず。
卑俗的表現で失礼ですが、女房がしっかりしているから、英国は救われました。
by 村尾鐵男 (2012-02-24 15:46) 

ぼくあずさ

村尾さん
エジンバラ公は数々の失言があるお方ですよね。
by ぼくあずさ (2012-02-24 16:06) 

村尾鐵男

もう一つ思い出しました。
ジャクリーン夫人がオナシスとの再婚が決まってアテネへ向うとき、オナシスが経営するオリンピック航空にニューヨークJFK空港から乗ったのですが、これは定期便でした。
ところが、他の一般乗客を総べて降ろしてしまい、定期便を運休として特別臨時便に仕立て直しました。
歴然たる国際航空協定の違反行為で、同じ業界で働く者として唖然としたものです。
by 村尾鐵男 (2012-02-24 19:23) 

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