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neue WWW-Seiten Panamakanal Peter Messerschmidt(抄訳) -3/4 [Bericht aus BadKoestritz]

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panschiff 013a.jpgアカプルコの狭い岩の窪みからベテラン・クリフダイバーは最低でも高度40㍍から飛び込む。岸壁から下向きに広がる見えない泡立つ奈落の底へ。彼らは押し寄せ砕け散る波音で水深の増減を知る。だが、観客が見る深淵の光景はまったく違う。或る人はシラーのバラード“ダイバー”の深淵と渦の記述を思い浮かべ、飛び込みの後、なお泡の中にダイバーを探す。ダイバーは滑り易い岸壁をよじ登り、愛想のよい自惚れた笑顔で其処に現れる。

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panschiff 013b.jpg少しばかりの小さなエピソ-ド丈では、そう簡単には印象を語れません。

火山が夜明けの煙の帯に最初の陽射しが当たる土地の旅には慣れが必要です。殆ど全ての国の港々で白いスカイラインが旅人の目に止まりました。立派な玄関の背後、たった数㌔ほど後方では時間が止まっている様に見えました。

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e-pana004.jpg.

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2000人以上の米国人が船旅の道ずれでした。多くは内陸の小さな町々から来ていました。彼らは殆どが高齢で服装もまちまちでした。編みお下げ模様の白い手編み靴下なども見られました。パナマ運河を注意深く見ていた夫人はマ-クトエインの作品“トムソーヤーの冒険”(1876)に出て来る人の様に見えました。間違いなくトムの小母ポーリーを思い浮かびました。

panschiff 013c.jpg甲板には体重が200から250㌔もあろうかと思える数人の非常に頑丈そうな若い女性が歩きまわり、幾人かはツーピースの浴衣を着ている。見たくなくとも、目に付きます。

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村尾鐵男

本文掲載の最初の写真ですが、上から3分の1、左端から3分の1の辺りに、宙に舞うダイバーが写っているのでしょうか。拡大すると鮮明度が下がってよく判別できません。
二番目の噴煙を上げる火山の写真、インドネシアの火山とそっくりです。
最後の写真、これは Herr Peter でしょうか。
by 村尾鐵男 (2011-12-14 20:37) 

ぼくあずさ

村尾さん
ダイバーが写真上で何処にいるのかPete に問合せました。
米国人女性です。hp の該当する写真にカーソルを乗せると
説明文が表示されます。

皆さん
ご来訪とnice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2011-12-16 23:27) 

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