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70年前の12月12日、陸軍航空隊の戦闘機 キ-61「飛燕」初飛行 [戦争の記憶]

                                                .by ぼくあずさ

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海軍航空隊の戦闘機「ゼロ戦」が余りにも有名だ。キ-61「飛燕」は水冷エンジンを搭載した高速機であり2750機が川崎航空機工業で製造された。縁故疎開先で度々耳にしたキ-は陸軍が‘33年に使い始めた試作機の形番でした。

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優れた戦闘機を開発した日本であるが、すでに自動車の量産が行われていた米国。日米の工業力の大きな格差は如何ともしがたく、戦争が長引くにつれ生産能力も優秀な操縦士も消耗していった。

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戦闘機「飛燕」初飛行から70年…特別展

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20111211-OYT1T00420.htm?from=main7 

陸軍三式戦闘機 キ-61「飛燕」 

http://karen.saiin.net/~buraha/hien.html 

メッサーシュミット Bf109

http://karen.saiin.net/~buraha/Bf109.html


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コメント 2

村尾鐵男

「キ-61」とは懐かしい名前です。帝国陸軍では試作機に「キ」を付し、部隊配備後に制式名称「三式戦闘機」と呼び、愛称は「飛燕」でした。でも、簡単な呼称である「キ-61」が後々まで併用されました。
他にどのような記号があったか御存知でしょうか。

ク 滑空機、即ち、グライダー
オ オートジャイロ
ハ 発動機
ネ 燃焼噴射推進器、即ち、ジェット・エンジン
ム 無線機
ホ 機関砲
テ 機関銃
ペ プロペラ
by 村尾鐵男 (2011-12-14 09:34) 

村尾鐵男

もう一つコメントさせていただきます。
私が知り合った台湾の遠東航空の飛行部長は、現職の機長でもありましたが、あの映画にもなった「加藤隼戦闘機隊」の一員で、ビルマの空から米軍機を追い払った勇者の一人でした。
勿論、乗機は「キ-61 飛燕」ですが、この「飛燕」、液冷エンジン搭載の特有の形をしており、遠くから見るとドイツのメッサーシュミットBf109に良く似ており、航続力が短いと見た米軍機が追って来たそうで、難なく撃墜できたそうです。
ビルマ戦線から中国南部へ攻め込み、国民党の空軍機を、本人に言わせると、「バタバタと墜した」そうで、戦後に台湾へ戻り、国民党政権下で苦労したそうです。
台湾の空は長く国民党の機関が管制しており、嫌がらせで離陸許可や着陸許可を遅らせられたりしたそうです。
by 村尾鐵男 (2011-12-14 09:55) 

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