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南スーダン:DDR(武装解除・動員解除・社会復帰計画)という米中の争い [中近東・アフリカ]

                                       .by ぼくあずさ

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南スーダンの独立と豊富な石油資源を手中に収めている新植民地政策の中国から、米国が権益を奪還するのが、国連の「スーダン共和国における武装解除・動員解除・社会復帰計画(Sudan Disarmament, Demobilization and Reintegration ProgrammeDDR)」。

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会社の先輩小岱さんは「次のアメリカのやる手は、現政権の反対派をたて、これに資金と武器を与え内乱を起こし、その隙に石油権益を奪還するというシナリオだろうと思います。」と推理しています。

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野田首相は普天間問題での鳩山、菅両首相の犯した対米不誠実外交の負目から、300名の自衛隊員を南スーダンに派遣の決断。リンク先を読むと現地の治安は極めて悪く、中国製武器で武装した政府軍および反政府軍の双方から攻撃を受ける心配がある。

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ぼくあずさのComment

1.中国シンパの玄葉外相、まともでない一川防衛相、国益を守ること

     危うい

2.野田首相一人の民主政権、国会解散総選挙で政治の正常化を願う

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膨張する中国-3:スーダンでの新植民地政策と石油利権争奪戦 [中近東・アフリカ]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-01-08-3 

国際争奪戦 [特別投稿]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-11-27-5  

南スーダン軍、民兵組織からの脱却の困難

http://www.afpbb.com/article/war-unrest/2844314/8169238?blog=sonet


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村尾鐵男

アフリカで最も貧しい国はマリ共和国ですが、スーダンはそれに次ぎます。昔、エジプトのカイロで長距離バスのターミナルを眺めた折、スーダンのハルツーム行きのバスに乗る乗客の一際貧しい姿を見ました。
この貧しいスーダンを手中に収めるには中国式の外交、即ち、「片手に供与する武器、片手に現金、背後に多量の労働者と中国資本」が絶大な即効性を発揮します。
その中国をスーダンから追い落とすにはアメリカ式の方法しかないのも現実でしょう。
中国の援助を受けても、スーダン国民が幸せにはならず、僅かな者だけが肥えることをスーダンが知るのは何時のことか。スーダンには気の毒ですが、まだまだ先のことでしょう。尤も、スーダンには国民は存在せず、部族だけが存在します。この部族に目を着けるのが中国は得意です。
by 村尾鐵男 (2011-12-08 08:38) 

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