県立金沢文庫特別展「愛染明王」 [フリューレン村だより]
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秋晴れの今日、10月26日、村尾さんのお誘いで我が家の近くの金沢文庫で開催中の「愛染明王」を参観。メンバーは森田さんと衛藤さんと私。赤門でパチリ。右から衛藤、村尾、森田さん。全ての写真はクリックで拡大します。
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仏画と書が主な展示なので、館内は閑散としていた。小さい仏像しか展示がないので今一つ人気がないのだ。ポスターにある愛染明王図を見つけることが出来なかった。
館内にある喫茶室でコーヒーを呑む。.
衛藤さんから直江兼継は梵字の兜を被っていたこと、同じ字が称名寺の鐘楼脇に建つ石橋氏の大きな石塔に刻まれていることを教えられた。この梵字は普賢菩薩= 金剛サッタ=愛染明王なのです。梵字(サンスクリット)がちょっぴり身近に感じられた。.
庭の甘柿禅寺丸、今年は数も生らず、多くが渋い。村尾さんご所望なので我が家にお寄りいただいた。森田さんから雑誌Pen「神社とは何か?お寺とは何か?」を読むように渡される。確かに知識をもち社寺を参拝すれば、楽しみも増すに違いない。
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愛染明王 愛と怒りのほとけ
http://www.planet.pref.kanagawa.jp/city/bunko/tenjiannai.htm
形から引く梵字字典
http://tobifudo.jp/bonjisho/index.html
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皆さん
昨日はお天気も良く楽しいひと時を過ごさせていただきました。
見せて頂いた貂についてレオナルド・ダビィンチの白貂を抱く貴婦人をWikipediaで調べてみましたところ画題に英文でLady with an ermineとあり、「ermine(白貂)とあるが実は白い被毛のFerret(いたち)が正しい。」とありました。また、Ferretを英和で引くとケナガイタチの飼育種で白毛(ウサギやネズミを穴から追い出すために飼育する)とあり、さらに、これらの動物の写真をインターネットで見てみましたところ、次のことが分かりました。
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①貂(ermine) 顔は丸顔で頂いたDiaryの三匹に似ています。
②いたち(weasel) 顔は貂より少しとがっていますが、体形は飼っ
ておられる三匹とは少し違います。
③ケナガいたち(ferret) 上記の飼育種のいたち。これが三匹に
最も近いようです。
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結論として、お宅の三匹は森田さんが最初に云われたferretであるとするのが正しいと思いました。
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講釈めいた話になりましが今後ともどうぞよろしく。平成23年10月27日
衞藤一郎
金沢文庫の愛染明王展はまことに地味な企画ですが、含むところ多く、特に衛藤氏が、失礼ながらも、意外によく通じておられるのは驚きであり、新発見でした。
この種の展示会等でいつも思うのですが、展示されている古文書を現代文に読み解いた添え書きがあると助かるのですが、残念ながら古文書の書体は読むことが出来ません。
鎌倉時代と思われる古文書が読めないので、欲求不満が残りました。
でも、金沢文庫は東京・上野の博物館とは較べようもありませんが、落ち着いていて静かで何度も訪ねたくなります。
by 村尾鐵男 (2011-10-26 21:22)
秋晴れの散策、皆様お元気そうで結構でした。
柿食えば鐘がなるなり法隆寺
by 大嶋 (2011-10-26 23:33)
村尾さん、大嶋さん
コメント多謝。改築前の金沢文庫では、いつも多数の仏像を見ることが出来ました。古書や仏画の知識のない私には、今回の企画は確かに地味なものでした。
皆さん
nise ありがとうございました。
by ぼくあずさ (2011-10-27 02:20)
ぼくあずささま
事前に下調べをして知識を持つことで、倍、楽しめますものね。(*^_^*)
by あゆさこ (2011-10-27 04:16)
あゆさこさん
コメントありがとうございました。
by ぼくあずさ (2011-10-28 05:20)