ヤード・ポンド -2/4 [和田の泊りより]
時々懇) 森田さん
話を再び脱線させます。もともとメートル法というのは10進法だから計算が楽だと言う以外には何のメリットも無いシステムだと思っています。北極から赤道までの子午線長の1000万分の一を1メートルとしたのですがこんな物は人間の意識には全く関係ありません。
そこへ行くと1フィートは足の長さ、また一尺は手首から肘までの長さで人間の体で計ることが出来る単位で誰でも感じとして理解出来ます。(因みに足の長さと、この腕の長さは誰でも同じです)
そして日本の建築のモジュールは6尺X3尺で人間の身体に合った寸法です。それを無理やりメートル法にするものですから、土地なども実際には「坪」で計っているのですがメートル法で3.3平米などと言う端数の着いた馬鹿な単位で取引しなければならない。
昔の日本人は賢かったから「吋」と「寸」の換算は簡単にやっていました。「呎」と「尺」は同寸だから問題なし。その下の1/8吋は1分と読み替える。
就職した当時は未だ3分のボルト、5厘の鉄板などと言う言葉が飛び交っていました。もう50年も前の古き良き時代でした。
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話が歴史から変な方へ脱線してしまいましたが間違った歴史だけは早く正したいものです。
月川@神戸
月川さん
私が生まれ育った家庭(材木商)は曲尺、鯨尺と石でした。店で働く小僧さんたちは、暗算・算盤が必修でした。尺貫法が禁じられても、頭の中はそのままでした。今の人は電卓がないと商品の値段が計算できないだろうと思います。FDはドイツがメートル法でしたので、苦労はありませんでした。だが、それで、今でも私は親指と小指を広げて寸法を測る習慣が身についています。
by ぼくあずさ (2011-09-28 08:10)