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1955年頃のアメリカの小学校教科書 [稲門機械屋倶楽部]

                                2011-08-23 WME36 村尾鐵男

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 大嶋氏によるアメリカ共産党員と月川氏の占領軍による日本統治を読み、もうすっかり忘れていたことを思い出しました。

 昭和30年(1955年)頃、私が高校2年から3年半ばまで、東京のアメリカン・スクールに通う小学校4年と2年のアメリカ人の子供に家庭教師として算数を教えました。

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 学校の教科書が非常に易し過ぎるので、私が問題を作って解かせ、本人達がとことん考えるようにさせたのですが、その間、子供達が使う他の学科の教科書を読ませてもらいました。

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 今、正確に教科書の名が思い出せないのですが、表紙に”Japan” と大書した教科書があり、日本について子供達に教える内容が書かれていました。私の記憶を辿ると、凡そ今の日本の教科書と異なり、又、アメリカ占領軍が日本に押し付けた日本解体の教育方針とも異なりますから、この教科書はアメリカ本国で編纂されたものと推察されます。それとも日本に住むアメリカ人小学生のために特別に書かれた教科書だったのでしょうか。

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「日本は Jinmu(神武)天皇から始まる古い国家である」と教え、今の日本の小学生達が仁徳天皇からしか知らないのとは大違いで、さらに、「日本には Samurai’s Spirit(武士道)が中世から精神の支柱となっていて、日本人は恥となる行為を嫌う」と書かれていました。

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「日本人は天皇の下に団結し、天皇のために命も投げ出すが、これは天皇が強要しているのではない。日本は天皇の下に統一された永い歴史のある国家であり民族であるから、天皇はかく望むであろうと個々の日本人は知っている」とも書かれており、「大半の日本人は Virtue(美徳)を尊重し、Cultivate(美徳を身に付けるように教育)されている。日本人も戦うことがあり、現にロシアや昔の中国と戦い、我等がアメリカとも戦ったが、決して Cowardly(卑怯)なことはしなかった」とも書かれていたのを思い出しました。

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テキサス州サン・アントニオ在住の大嶋氏にお尋ねしますが、今のアメリカの小学校では「日本と日本人」についてどのように教えているのか、教科書を垣間見る機会があったらお報せ下さい。


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orange

niceいただきありがとうございます。
偶然でしょうか。当家の愚息もこの春に"都の西北"の学び舎を
卒業いたしました。商学部ですが。彼はmade in Germanyです^^。
なかなか興味深いblogの内容ですね。また拝見させてください。
by orange (2011-08-24 21:29) 

大嶋邦夫

村尾さん。 面白い宿題いただきました。 週末から東京の予定ですので今回は無理としても、時間を頂いて調べます。 日本の文部科学省でも恐らく世界中の教科書を集めていると思いますが。
by 大嶋邦夫 (2011-08-24 22:12) 

ぼくあずさ

Frau Orange
Ich bedanke mich sehr fuer die Bemerkung.
Viele Gruess,
azusa
by ぼくあずさ (2011-08-25 14:49) 

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