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がんばれ東電 -19:東電・東北電の電力融通枠拡大 [東北大震災]

                                            .by ぼくあずさ

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民主の脱原発政策により、電力不足に陥っている東北電の全停電危機が東電からの緊急電力融通により回避されたことはご承知の通りです。

原発再起動の目途が立たぬ今冬の渇水期に再び大規模な電力不足が予想され、両電力管内の空洞化が現実味を帯びて来た。

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この度、東電から東北電、東北電から東電への電力融通枠が、其々300万kw と500万kwへと大幅拡大された。大震災以降、定格出力の調整運転を余儀なくされていた北海道電の泊原発がようやく運転再開の許可が出た。

産業の米である電力が、安価安定供給の本来の姿に戻す契機になることを大いに期待している。日本破壊と利権獲得に専念した、史上最低最悪の独裁者菅直人が近く退陣することになることと無関係ではない。

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電力融通枠拡大が出来る理由:

1.超々高圧送電線「いわき幹線」は平成11年に完成

2.原発・大規模揚水発電、大容量石炭火力、大容量LNG コンバインド

     火力による超高効率発電システムの構築

3.電力安定供給を支える超高圧配電網の拡充

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余談だが、私は日中国交正常化直前、まだ毛沢東の文革中の上海での日中技術交流会のメンバーの一人として参加した。広州から上海まで食堂車付きの特別車輛で移動した。窓外に貧弱な送電鉄塔を眺めながらの旅。私の他は全員電気科卒、碍子の数で電圧が判ることを始めて知った。帰りは、武漢までベンチシートの小型軍用機で飛び、古いソ連製旅客機に乗り換え広州に戻った。隔世の感がする

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ぼくあずさのComment

1.1000kv 超々高圧送電塔の実物を見たい

2.発電・配電会社分離など論外

3.海上メガ風力開発を目指すドイツ、それを活かす超高圧送電線と

     揚水発電の建設の目途立たず

4.日本のメガソーラー計画、結局は電力会社の「おんぶにだっこ」無し

     に成立しない

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超高圧ネットワーク送電線

http://transm.web.infoseek.co.jp/soudenn323.html 

要塞・南いわき開閉所

http://noctambulant.blog45.fc2.com/blog-entry-95.html


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村尾鐵男

昭和50年頃、当時のソ連を訪ね、アエロフロートの訓練学校があるウクライナのクレメンチュークまで鉄道列車で20時間ほどを掛けて行きました。
車窓から見る光景で、まことに奇異に感じたのが電信柱、或いは電柱です。日本で見る木製電柱は総べて真っ直ぐですが、ソ連の電柱は木を自然にままに使うので、曲りくねっていました。電線を張る高さが同じなら、電柱は曲っていても構わないのですが、何とも奇妙な光景でした。
国民性なのか、真っ直ぐな木が手に入らないのか、それとも合理的なのか、不思議なソ連の電柱でした。
by 村尾鐵男 (2011-08-24 13:44) 

ぼくあずさ

村尾さん
それは奇妙な光景ですね。フリューレン村には電柱がありません。
町の景観を大切にするドイツ人が、配線だらけの日本に来たら卒倒する
だろうと思います。
by ぼくあずさ (2011-08-24 14:14) 

ぼくあずさ

皆さん
ご来訪とnice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2011-08-25 06:34) 

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