がんばろう東北 -43： 月浦の修君と健ちゃん

　　　　　　　　　                        　　　　　　　　　　　　　.by ぼくあずさ

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昭和３０年代、実家の材木屋に住込みで働いていた東北出身の４人の若者。その内の２人は津波で全滅した石巻市月浦出身。懸命に探した結果、ようやく無事が判明しました。

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高橋修君

カキの養殖を止め、工務店をもつ。市街の高台にある自宅に住み家族全員無事。自宅に電話があり、事情が判明した。復興特需で仕事が忙しい。船が流されたので趣味の釣りが出来ない。健ちゃんの無事は確認したが、詳細判らず。

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津波で行方不明の妹さんの遺体が見つかり、７月１７日に無事火葬した。多くの遺族が応急の土葬を拒否した理由がよく理解できた。

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健ちゃん

昨晩、自宅に電話があった。カキの養殖をしていたが、購入したばかりの車も、家も船も全てを失い現在は避難所で奥さんと二人で暮らす。近く仮設住宅に移る。もうカキの養殖は諦めたが、厚生年金で生活できる。

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ぼくあずさのComment

１．月浦地区で唯一、津波から残った住宅で集団生活をしていた人々は

     今、其々分散し、復興の目途は皆目立たない

２．彼らと齢の近い妹二人と私は母の名前で見舞金を送った

３．復興後、三陸海岸を鎮魂Ｗａｎｄｅｒｕｎｇしたい

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がんばろう東北 -23：月浦のタカハシオサム君とケンちゃん　[東北大震災]  http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-04-11