『油断!』と脱原発 -3/3 [エネルギー]
by ewe
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☆「脱原発」の本当の怖さ☆
水力中心から石炭火力、そして石油火力、原子力と、時代に応じて電気のベストミックスは変更されてきていますが、その割合を変更するのは、一朝一夕にはできないのです。それには、専門家による綿密な計算が必要不可欠であり、一人のエネルギー・テロリストの妄想じみた個人的思いつきを国策として推進するなどあってはならないことなのです。.
菅総理のマスコミを使い、まず放射能で不安を煽ってから、反原発・脱原発を洗脳するという古典的なカルトの手口に、多くの国民は騙されています。無責任なネットの書き込みや流言蜚語ではなく、有名大学の偉い先生やNHKの解説委員が、なにより総理大臣が「危険!」「脱原発!」と言うのだから、国民がそれを鵜呑みにして「原発はいらない!」と思っても致し方ないのかもしれません。人間はたとえ間違ったことでも権威のある人から命令されると従ってしまうのは、ミルグラム実験(アイヒマン実験)が実証済みです。「危険!脱原発」と叫んでいるのは、あたかも妄信的に「ハイル・ヒトラー」と叫んでいるのと同じように見えて仕方がありません。.
先日、ダイヤモンド・オンラインのコラム「香山リカの『こころの復興』で大切なこと」(http//diamond.jp/articles/-/12955)で、若者の原発に対する過剰反応について警鐘をならした精神科医の香山氏が、読者から非難され謝罪させられましたが、精神科医や心理学者の立場から見れば、国民の原発に対する過剰反応は異常にうつるのです。. 日本エネルギー経済研究所は28日、国内の原発54基すべてが2012年春に停止した場合に、12年度のGDPを最大で3・6%(20・2兆円)押し下げるとの試算を発表しました。それだけでなく、原発停止に伴う電力不足が国内産業の空洞化を加速させ、失業者数も20万人近く増加するといいます。こうなるともう日本は、経済も技術も文化も生活も福祉も、以前のようには行かなくなってしまうでしょう。. 前出の『油断!』の中で「彼ら(日本人のテロリスト)は、中東に大規模な戦乱を巻き起こすことが、日本の体制を崩壊させる早道だと考えている」という箇所がありますが、『油断!』から40年近く経った今、中韓の手先のエネルギー・テロリストが大震災の混乱に乗じて原発を止め、まさに日本の体制を崩壊させようとしているとしか思えません。菅総理、あなたもそう思いませんか?おしまい
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