SSブログ

自然エネルギー利用 -1/2 [水・太陽・空気]

                                                                              .by ぼくあずさ

.

FDは代替えエネルギー開発に可也の資金を長期間継続して投資してきました。主なものは、燃料電池、薄膜ソーラーシート、風力発電、波力発電、バイオマス、マイクロ水車、ソーラー温水器、地熱発電、ORC、高効率蒸気タービンなどです。私が直接係ったものはORC、高効率蒸気タービンです。私の個人的な独善による評価では、社会に貢献できたものは従来技術の延長にある地熱発電と高効率蒸気タービンの二つのみです

.

さて、縁故疎開先の旧増戸村近辺では、電気が各戸に配電されていましたが、秋川渓谷沿いには水車を動力とした製材所も残っていました。

また、母の実家の製材工場から田端の実家に材木を運搬する木炭焚きトラックに便乗したこともあります。田端では毎日停電しましたので、近くの町工場では焼玉エンジンの動力をベルトで天井にあるシャフトを通じて数台の工作機械に伝達していました。電気に変換することなく動力源とするシンプルな方法です。

.

農業では、山で集めた枯れ葉の発酵熱がサツマ芋の、地中に掘られた竪穴は地熱が農作物の貯蔵に利用されました。

.

安い輸入材の増加で国産丸太の製材は圧迫され、山林経営は成立せず、また生産性の低い農業は衰退し、山林や里山は人の手が入らない為に荒れ放題です。日本人の多くが住み暮らした山林、里山の破壊は、日本人のもつ寛容さや助け合いの絆に悪影響を及ぼし続けるに違いありません。

.

世界中の人々が中東に発見された大油田、原子力の平和利用。50年前と比べ、今や化石燃料と核燃料による電気の恩恵にどっぷりと浸かりました。

処が、昨年4月に発生したメキシコ湾での石油掘削現場からの石油流出事故は、石油枯渇に警鐘を鳴らしました。海底1525mから更に深さ5500m掘削する他に新しい油田開発地点はないのです。

.

戦時中や終戦直後の小エネルギー消費の時代に日本人が戻ることは出来ません。ドイツの友人、Peter が報告しているように、東南アジアの密林の中で、若者たちは携帯電話を手放すことはなく、つい10年前まで自転車王国の中国が、自動車の世界最大の生産国なのです。中国人は長いこと、「中国人が日米と同じように自家用車をもってはいけないというのは許せない」と言い続けて来ました。韓国自動車メーカの世界での月間生産シェアが日本を抜くことも現実に起きました。

.

民主政権による日本の電力システムの破壊活動が、如何に日本の活力を殺いでいるか測り知れません。

.

.すでに、本ブログのカテゴリー「エネルギー」 「太陽・水・風」で、代替えエネルギーの問題点と原発の必要性を、「日本」では菅首相が唐突に云い始めたソーラーパネル1000万戸の詐欺を解説しました。彼は孫社長と組んでメガソーラーによる脱原発に替えました。新しい法律を作り、利権作りです。いよいよ北朝鮮シンパの本性丸出しです。


nice!(7)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:blog

nice! 7

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:[必須]
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。