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サハリンの旧国鉄車輌 [稲門機械屋倶楽部]

                                               7/18 15:35 村尾鐡男

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西島さんと月川さんへ 

私がお送りした写真は御掲載いただいて結構です。「私の知人の知人であるサハリン在住のロシア人が撮影した。サハリン南部はかつての日本領の名残で国鉄と同じゲージの線路が使われていて、旧国鉄車輌が走っている」と一言加えて下さい。

とは言え、D51とデイーゼル車しか話題にはならないと察します。

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月川さんへ

サハリンの写真に除雪車の写真が多いのですが、これは日本製で

しょうか。

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DSC00109.JPGDSC00110.JPGDSC00111.JPG.

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DSC00112.JPGDSC00113.JPGDSC00114.JPG.

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DSC00115.JPGぼくあずさのComment

村尾鐡男氏は航空機の、月川善雄氏は鉄道車輛の専門家です。

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                                        月川善雄

村尾さん

珍しい写真を有難うございます。

一言付け加えさせて頂きますとサハリン南部は確かに旧日本領でゲージも同じですが写真にあるD51は戦後(1947)に輸出物資(良く賠償と間違えられるがソ連との間に賠償は無い)として彼の地に送られたもので

内訳は

・日本車輌製造(7両) : D51-1 - 7

・ 川崎車輛(7両)       : D51-8 - 14

・日立製作所(6両) :    D51-15 - 20

・汽車製造(5両) :        D51-21 - 25

・三菱重工業(5両) :    D51-26 - 30

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で写真にあるD51-22は汽車会社製だと思います。

これは静態保存機ですが(ユジノサハリンスク駅前)D51-4はユジノサハリンスク機関区所属で観光客相手の列車牽引に使用されているそうです。

もう一両何処かの線路際に放置されてボロボロになっているとか。

樺太のD51は1970年代までは現役だったようですが現在では上記以外は多分廃車になっているでしょう。同地向けのものは寒冷地向けとして運転室が密閉式になっていること及び形式と番号の間に-(ハイフン)が入るのが日本と異なっています。

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除雪車については色々な種類があるので写真でも見ないと何とも言えませんが、多分日本製ではないだろうと思います。


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コメント 1

大嶋

前にサンアントニオに保存されているミカド型機関車で月川さんの解説を頂きましたが、このD51広く活躍したものですね。 
私、樺太生まれですが町の記憶はありません。  大嶋
by 大嶋 (2011-07-19 02:23) 

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