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ギリシャ、アイルランド:国家破綻の危機 [EUとロシア]

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昨年の今頃、WME36の大嶋、村尾さんと民主党のバラマキと赤字国債発行に関連して、ギリシャ、アイルランドの経済破綻回避につてブログ上で討論していた。

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あれから一年、会議は踊る菅内閣は震災復興の方針を未だに示せず、国民の批判の目を逸らす爆弾発言を連発して延命を図り、民主党国会議員は我が身大事で、首相批判はするが国会解散を恐れ、野党提出の問責決議案に賛成票を投じる決断が出来ず。

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さて、アイルランド(1973年)、ギリシャ(1981年)のEU加盟時、実勢為替レートの数倍のユーロを得て一夜にして国民は大金を得た。それがあだとなり国も国民も浪費に走った。これはHerr Messerschmidtの紀行文に記述されている。バブル景気に沸いた両国も経済破綻の危機の度に外国からの支援を受けた。

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歴史的にギリシャと繋がりの深いドイツ、イングランドはギリシャの多額の国債を保有している。ドイツ、メルケル首相は「働かないギリシャに援助はしない」と言い、他のEU 諸国は「ギリシャへの輸出で儲けたのはドイツだ」と反論。ギリシャ国民は「デフォルトで借金棒引きを望む」とは世も末なり。

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ぼくあずさのComment

1.気前の良い民主政権は多額の援助(国債購入)しており、デフォルト

  で直接被害を受ける

2.ギリシャの破産は、アイルランド、ポルトガル、スペイン、イタリアに

  飛び火、EU安により間接的に日本は被害を受ける

3.EU は中東諸国の民主化、移民排斥、中韓の地中海進出など

  問題山積

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デフォルトを望むギリシャ国民

http://www.nikkei.com/money/gold/toshimagold.aspx?g=DGXNMSFK27004_27052011000000 

ギリシャをめぐるドイツの憂欝 [EUとロシア]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2010-05-13


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村尾鐵男

英国エリザベス女王の夫君エデインバラ公はギリシャの王子でした。
ギリシャ救済ではドイツが難しい立場にありますが、英国は知らん顔はできないはずですが、如何相なりますやら。

話変りますが、首相菅直人の政治手法を見ていると、幕末天保年間の水野忠邦による天保の改革を思い出させます。
たとえば、旧来の利権である問屋組合を強健で解散させ、自由に商売をさせて景気浮揚を図りましたが、流通経路も潰したために江戸への物資供給が途絶えて物価が急騰してしまいました。今流に言えば、代替手段や新たな仕組みを考え出さずに、思いつきと現実離れした理想論に走った結果です。
by 村尾鐵男 (2011-05-27 19:04) 

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