孫子の兵法 -9/10 [稲門機械屋倶楽部]
2011-05 MWE36 村尾鐵男
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孫子の兵法 地形篇
視卒如嬰兒、故可與之赴深谿。視卒如愛子、故可與之倶死。
卒（ソツ）を視ること嬰兒（エイジ）の如し、故に之と與（トモ）に深谿（シンケイ）へ赴くべし。卒を視ること愛子（アイシ）の如し、故に之と倶（トモ）に死すべし。
「将が兵士を嬰児を見る眼差しで視れば、兵士は将と共に深い谷へ赴く。将が兵士を我が子の如く視れば、兵士は将と共に死ぬ覚悟ができる」.
福島第一原子力発電所の被災現場で死闘を続ける名も無き者達に向って、安全な東京に在る閣僚の一人が「言う通りにしなければ処分する」との暴言を吐いていますが、孫子の兵法とは対極にある態度です。おそらく「孫子の兵法」の日本語訳ダイジェスト版も読んだことがないのでしょう。.
孫子の兵法 九地篇
敵人開闔、必亟入之。先其所愛、微與之期、踐墨随敵、以決戰事。
是故始如處女、敵人開戸、後如脱兎、敵不及拒。
敵人（テキジン）の開闔（カイコウ）は必ず亟（スミヤカ）に之を入れる。其の愛するところを先にし、微（ヒソカ）に之と期し、墨（ボク）を踐（フ）み敵に随（シタガ）い、以って戰事を決す。
是の故に始めは處女の如く、敵人戸（コ）を開く。後には脱兎の如く、敵拒（フセ）ぐに及ばず「敵の開闔（諜者）が入って来たら、躊躇せずに迎い入れ、この者を我がものにすべく考える。敵の諜者の後に静かに随い、密かに戦闘を決意する。初めは処女の如く振る舞い、敵陣が入り口を開いたら、後は脱兎の如く攻め入り、敵が防ぐ暇を与えない」.
この部分は「九地篇」の最後に記述されており、敵が放ったスパイを巧みに利用する術を教えています。
尚、「九變」とか「九地」の「九」は「沢山」の意味です。
日本全体に呪術がかけられた様に、献身的な◎のは…ナゼ？
…というような…。♪ よ～く考えよう！◎は大事だよ～！
こんな時に、◎を奪うのは易い！◎こそ最高だから！
でも、正しい◎なら、何時までも減らないから、大丈夫かな？
by hanamura (2011-05-27 22:36)