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日本の発電技術 -5:日本の石油と電力の消費量 -1/3 [エネルギー]

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2005年度の日本の石油消費分類(%)は下記の表の如くです。

運輸部門   35

民生部門   17

化学原料   15

製造業     14

発電部門   12

建設業     3

送電損出など 3

農林産業    3

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エネルギー資源の乏しい日本は、原子力を準国産エネルギー扱い、政官産学の総力を挙げ脱石油に努め、「発電部門」は12%にまで低下した。我が国は世界的に稀な電力安定供給システムを構築、これが世界第二位のGDPを生む原動力となった事実を国民は正しく認識すべき。

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「送電損出など」が3%あります。超高圧送電システムが損出低減に役立っています。菅政権が思い付きで言い出した発電・送電の分割など論外。私利私欲で国民の偉大な財産である、10電力+電源開発&原子力発電の再編などに口をはさむべきではありません。1980年代から夏昼間電力負荷対策が大きな問題となり、例えば柏崎に近い上越地区に世界最大級の地下揚水発電所を建設した。「送電損出など」を減らす効果があります。なお、東電が原発・火力発電の緊急停止にも係らず、ブラックアウトによる二次災害をくい止めたのは、この揚水発電所の大きな貢献です。

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上の表からお分かりの如く、35%が運輸部門、その大半は自家用車です。EVは民主党政権の脱原発のエネルギー政策では存在価値は無くなりました。詳細は後日投稿します。


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ぼくあずさ

皆さん
ご来訪とnice ありがとうございました。
by ぼくあずさ (2011-06-21 07:22) 

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