秩父34観音札所めぐり:第二回 -3/7 [ぼくあずさの寺めぐり]
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秩父市街に向かう国道229号をひたすら歩く。5年前の11月下旬、第10番大滋寺からの帰路、見覚えのある県道と国道の交差点に至る。そこから程なく右手高みに第11番が見える。随分と近く感じた。.
西方眼下に秩父市街と遠く両神山(1723㍍)が望まれる。全ての写真はクリックすると拡大します。
曹洞宗南石山常楽寺、ご本尊は行基作と伝える十一面観世音菩薩。
http://www.youtube.com/watch?v=jX1YgbPYBoo.
第15番近くの秩父鉄道の踏切脇にある武蔵屋(蕎麦)。12時半から待つこと50分、ようやくモリソバにありつく。.
秩父鉄道の踏切を越えた処にある。
この寺は明治17年(1884)11月1日、吉田村で武装蜂起した3千人が小鹿野町の警察と高利貸を襲撃した後、第23番音楽寺の梵鐘を打鳴らし、現在の秩父市街に侵入した時は1万人とも言われる。秩父事件の歴史を伝える碑がある。
http://homepage2.nifty.com/kumando/mj/mj050322.html.
臨済宗建長寺派母巣山少林寺、ご本尊は十一面観世音菩薩。.
現存の社殿は天正20年(1592)に徳川家康公が寄進、数々の江戸時代の彫刻を見ることができる。左甚五郎作の「子宝子育ての虎」は一見に値する。
12月3日秩父の夜祭りは日本三大曳山祭りとして知られる。
http://www14.plala.or.jp/shibazakura/yomaturitop.html
添付の写真を総て拡大してはいけんしました。
少林寺の碑文を拡大して読み、秩父事件の全貌を初めて知りました。
秩父神社に徳川家康が寄贈した「虎の子育て」の額は見事です。
ぼくあずさ氏、かなり疲れたでしょうが、絶好の季節の秩父札所巡りになりましたね。
by 村尾鐵男 (2011-04-24 19:37)
Liveさん、xml_xslさん、海を渡るさん
御訪問とnice ありがとうございました。
村尾さん
都心より開花が少し遅く、丁度よい季節でした。採れたてのイチゴ、
焼きたての焼き鳥、出来たての草もちを食べながらのWanderung は、
とても鎮魂の旅とは言えないものでした。
秩父吉田辺りは、大名の支配の及ばない地域であったように聴いて
います。
by ぼくあずさ (2011-04-24 21:32)
アルマさん、rtfkさん
nice ありがとうございました。
by ぼくあずさ (2011-04-25 21:09)