辞めるな、小林千代美衆議院議員

・・・2010-03 MEW36 村尾鐵男

民主党小林千代美議員、貴女は衆議院議員を辞職してはなりません。貴女が巻き起こした騒ぎが、政治資金とその献金方法や受取り方にまつわることでなければ、潔く辞職するのも一法であり、再起の余地も残るでありましょう。

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選挙資金の不足を埋めるために得た資金の調達方法やその資金の出処、さらにその資金を簿外資金として費やした方法等が問われている限り、議員を辞職してはなりません。

何故なら、政治資金で騒がれる民主党国会議員は貴女で四人目。前の三人はいずれも辞めずに頑張り、心地良い国会の赤絨毯を踏み続けています。四人目の貴女の後にも疑惑を持たれている民主党の衆参国会議員が続いています。

貴女が辞めたら、前の三人も前例を踏襲して辞職に追い込まれ、後に続く者達も、その政治資金に疑惑が持たれたら辞めなくてはなりません。貴女は辞めてはならない。いや、辞めたくても辞められないのです。国会議員が弱い前例を作ってはならないのです。

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特に前の三人の内、二人は総理大臣であり、その総理大臣を実現させた幹事長です。貴女が辞めたら、総理大臣と幹事長も、辞めろ、辞めろと世間の声が一層強くなり、いかな厚顔無恥の大先輩二人も「やはり辞めなくてはならないのか」と思うようになります。貴女は若き新人国会議員として、大先輩二人に迷惑を掛けてはならないのです。

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政権交代による前政権の悪弊打破、誰かとの友愛を深め、誰かの命を守るための政治、アメリカを遠ざけ、中韓にこよなく親しみを覚える政治、馬鹿でも穀潰しでも高校へ通えば授業料はタダ、自分達に向って媚び諂う地方には国家予算を優先して与えよう、高速道路をタダで走って、少々の炭酸ガスを撒き散らしても構わないぞ、その増えた炭酸ガスは依然として前政権の復帰を期待する大企業に削減させれば済む、長く日本に住んで税金を納めている外国人には、今回は地方選挙だけで申し訳ないが、選挙権を与えよう、中国と韓国が騒ぎ続けるから人権侵害救済法を実現させよう、女性は結婚しても夫の姓を名乗る必然性は間もなくなるぞ、コンクリートはもう要らない、昔は人柱で土手を築いたではないか。まだまだ民主党の考える斬新な政策があり、マニフェストで暗愚な国民に約束したこともあれば、マニフェストに書いていないが、これから国民を騙す隠し球もある。

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非難され続けてはいるが、国民の支持率はまだ40%くらいはある。日本の国民は騙され易く忘れ易いから、頭を低くして嵐が通り過ぎるのを待つが最善。

小林千代美議員よ、辞めてはならない。この一時を歯を喰い縛って辛抱し我慢すれば、たとえ針の莚に座り続けようとも、直ぐに五人目の疑惑保持者が現れて、世間の目は貴女から離れる。何しろ日本の国民の目線とやらは低く、いつも地を這っているだけだから、貴女が持っているかもしれない高邁な政治理念を到底理解できない。ここは一踏ん張りして、たとえ国民に迷惑を掛けようとも、大総理大臣と大幹事長に迷惑を掛けてはなりませんぞ。