目線 [稲門機械屋倶楽部]
・・・ 2010-01 MEW36 梅邑貫
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目線なる言葉 世に流行り
国政を司る者 之を好みて用い
民の目と同じ高さにて世情を眺むること
民を統べ治むるに欠かさざる要諦と言う.
されど梅邑貫 憚りながらこの言葉を好まず
卑しき男が御簾の奥を覗くが如く
目線なる言葉 その品性卑しきにして
ましてや国政に与る者の言葉に非ず.
我等民草 立つ地は低きにあれど
国の行末を論ずるに些かも躊躇わず
眼は常に高く遠き處を見据え
宰相を見降ろすを怖れぬ意気あり.
国政司るを責務とせし者共
汝等の視線は何処を這うか
汝等の目線は民の眼より低きにあり
地を撫でて票を数へ賄金を探すのみ.
己の経綸を民心に語ること能わず
敞も施政に執着せんとすは何故ぞ
汝等、目線とやらを民と同じくすること要せず
眼を高く揚げよ 民より高き處へ揚げよ
目線という言葉の連発に違和感を覚える。こんな男が首相とは、情けない。脱税の金で買った代表の座、約束手形を乱発して射とめた名ばかりの最高権力者の地位。あの死んだような眼は見たくない.。梅邑勘さんの鋭い御指摘に拍手!!!
by ぼくあずさ (2010-01-31 06:21)