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シカゴだより(2):引越し料金18万円($1,800)は安くなかった [安曇野だより]

前回のシカゴ便りでデトロイトからシカゴまでの引越し運送業者の運送費が18万円であったことをご報告しましたがこれには問題がありました。 最初に見積が10万円の業者が見つかり、そこに頼もうとしていたところシカゴの知人からそこは評判が良くないから止めた方が良いとの言われ他の業者を探すことにしたのです。インターネットで調べると多くの引越し業者が出ていて格付けも載っています。最終的にはA+の一社とA-の一社でした。A-の業者の見積金額は$1,400A+の業者の見積は$1,800でした。両者共土曜日ピックアップの翌日の日曜デリバーと言うのでA+の業者に頼もうと言うことになったのですがA+の業者から電話が掛かってきて翌日デリバー出来る運転手の都合がつかないと言ってきました。そこでA-の方の業者(Infinityと言う大手)に頼むことになったのです。

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当日Infinityの大きなトラックがやってきました。大男が二人で作業を始めました。梱包は丁寧でやはり大手に頼んでよかったと思いました。 ところがダンボール箱の数が思ったより多くなり当初の見積金額$1,400を大幅にオーバーして前述の$1,800となったのです。ここで契約書のサインです。この時になって業者の担当者が「うちは信頼のある大手なので正直なことを言うが明日のデリバーは出来なくなった。明後日のデリバーで納得してくれ、ダメならわれわれはこのまま荷物をここに置いて引き上げる」と無茶なことを言い出したのです。今更引き上げられたらたまりません。一日遅れのデリバーでOKを出すしかありません。その夜我々は娘の車でシカゴへ戻ったのです。 

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シカゴへ戻って二日目いよいよ荷物が届くと思っていたところInfinity社から電話です。「今日の配達は難しくなった」です。「では何時配達できるのですか?」と聞くとよくわからないと言うのです。契約書には翌日配送と明記してあります。最初にコンタクトした業者の営業担当に抗議すると契約書の最後に最悪14日掛かることがありうると謳ってあると言います。良く見ると確かに契約書の隅に小さい文字でそのように書いてあるではありませんか。驚きです。 

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結局荷物が届いたのは5日目の木曜日です。ところが荷物を運んできたのはローカルの別会社のトラックです。着いたとたん運転手が先に金を払えと言います。既に全額払ってある由言っても、聞いていないの一点張りです。Infinityの担当者に電話してその場は何とか納めましたがとんでもない話です。しかも荷物を家に運び込んで最終チェックでダンボール箱3つが紛失していることが判ったのです。Infinity社に電話すると当該3箱は中継倉庫に残っているのが見つかったと言います。ついでの時に届けると言います。娘のジュエルボックスも入っているので心配ですが戻らない場合は訴えることも考え待つことにしました。二週間たった今も未だ届かないそうです。オポチュニティーロス(荷物到着の遅れで娘は仕事を休まねばならなかったこと等)を考えると18万円の引越費用は決して安くないと思いました。アメリカでも近距離の場合は同じトラックが引っ越し先まで運ぶので問題ないようですが400キロも離れていると日本の宅急便のように行き先別に荷物をまとめて積み替えて運ぶのでいろいろ問題が起こるようです。面白いのはいろいろと消費者の苦情が多いせいか苦情処理専門会社というのがあって電話するといろいろと苦情を聞いてくれます。 今回あまりにもひどいので交渉の結果Infinity者に$200値引きさせましたが、$200以上運送人へのチップで消えてしまったのです。

(3)に続く                 ・・・・・シカゴにて 下山成人 2009/09/01


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