第35回日独スポーツ少年団同時交流ドイツ団受入について [日本]
「北信越」グループ 道府県名:長野県東御市
受入日時:8月7日~8月10日 受入家庭:小岱将志(コノタタカシ)
ドイツ団員名: Horn Carina と Horn Michael 2名.
東御市広報で、ドイツからスポーツ少年団が来るため、この受入のためのホストファミリーの募集があった。何回か業務出張でドイツに行ったこともあったので、早速応募した。.
この日独スポーツ少年同時交流は、今年で35回になるが、日独同時交流であるので、日本からも少年がドイツを訪問し交流を行なっている。.
日本側受入母体は、日本体育協会であり、そこから県体育協会に委託され、さらに県体育協会は、実務を各地方自治体に振り分けているのが実情である。
今年もドイツから7月20日~8月13日まで約3週間にわたり、約120名が来日し、10ブロックに分かれ、日本全国を回り交流を行なった。
「北信越グループ」12名は、石川県、富山県、新潟県と周り、8月7日から10日まで3泊4日で長野県・東御市を訪問したので、次のように概要を纏めた。.
他県の研修内容は不明であるが、メンバーがスポーツ団体のスキー部門から選別されたこともあり、その趣旨も踏まえ、東御市における日程は次の通り。.
1日目:市長表敬訪問、市内観光案内(海野宿など)
ウエルカムパーティー
2日目:白馬スキージャンプ台見学、長野・善光寺見学、猿の温泉浴
3日目:市内芸術村見学(紙すき)、湯の丸スキー場見学
さよならパーティー.
「北信越グループ」メンバーの年齢は、16歳から22歳であり、ドイツ各地からの選抜を受けたメンバーであり、英語での会話は問題ないし、さらに事前に日本の事情についても教育を受けていたようであり、特に意志疎通に問題はなかった。.
私の受け入れた2名は、姉は20歳のミュンヘン大学の学生、弟は今年の6月に大学入学資格試験を受け、その発表を待って大学を選ぶとのことであった。
横浜では、このような機会はあまり期待出来ないし、今回がホストファミリーとしての初めての経験であり、本当に彼らが期待するようなホスタビリティーを提供できるかどうか心配であったが、直ぐにこの心配は無意味であることを知った。.
私のお世話したHorn Carina と Horn Michaelを含め、彼らはみんな素晴らしいLadies and Gentlemenでしたし、またこの短い期間に我々にWonderful smileと「元気」さらには、将来に希望を与えてくれた。.
そして、ドイツにこのような子供達がいることは、Japanese Father 、Japanese Motherとして誇りにさえ思っている。.
日独スポーツ少年団は、毎年長野県を訪れるが、長野県内の主要市町村で分担されるので、次回に東御市に来ることは当分無いと思うが、東御市では、アメリカ、オーストラリア等との交流があると聞いているので、今度の体験が、また新しい体験を生むきっかけになるように思っている。また、そのようになれば幸いである。
・・・・・ 小岱 将志 2009/09/17
このような、交流行事のあることを始めて知りました。
積極的に、参加されるというのは、中々、心にまず、ゆとりのある方に違いないと、思います。
善光寺、海野宿、湯の丸スキー場、そしてもちろん東御の地名に、親近感を持つものとして、興味深く、読ませていただきました。
by I Watanabe (2009-09-21 08:08)