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Food Inc. [サンアントニオ短信]

ぼくあずささん  貴ブログ2008.11.15にフランスの水のドキュメンタリーフィルムのことを書きました。 先週見たこの映画は食の安全に関するドキュメンタリーフィルムです。 

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1930年に始まるマクドナルドに代表されるファーストフードが引き起こす農業の工業化、それに伴う寡占化、巨大企業と政治との癒着がテーマでした。 そこには消費者の安全、健康は二の次にされ、いかに安く生産をすることが最優先された歴史でした。 青いトマトをエチレンガスで赤くする工業化された農業、モンサントによる農薬のためのトウモロコシ、大豆の遺伝子操作、自分の足で体を支えられないほど胸肉を成長させられた鶏(米国ではささみ以外の肉は人気がない)、農業をささえる低賃金の不法メキシコ移民、急速に増える低所得層子供の糖尿病(フォーストフードの犠牲者)など、考えさせられる内容でした。先の水の映画同様、サンアントニオでも一館のみの上映で観客も精々20人というのは寂しい限りでしたが。 

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日本の食生活は多様で、米国ほど貧しくはありませんので心配はありませんが、今後国内市場が細り、低所得層が増えると価格に対する圧力は増す一方です。 キリン、サントリーの合併話に代表されるように、米国同様な食品会社合併による寡占化は強まるでしょう。 しかし、日本の経営者が米国のような極端な利益追求のみに走らないことを期待しています。

大嶋 

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PS:ぼくあずささん、古いサンアントニオ短信を検索した時、初期の短信が見つかりませんでした。 これはもう消去されていますか。 ジョン万次郎、NY紀行のあたりをもう一度見たいと思いましたので。 

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ぼくあずさのComment

mailありがとうございました。私は好物のパタピーを安い中国産から、洒落た包装なので安全性が高いと勘違いして米国産に替えました。その後 カビの問題が報道されて高価な千葉産に戻しました。産地偽装があればお手上げですが。それと蜂蜜も似たような理由から、高価な国産にしていましたが、今は自家産甘夏みかんのママレードで代用しています。今の若者は、昔の味噌や醤油はカビが生えることを知らないのでしょうね。 

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さて、blogは勝手に消去されることはありません。サンアントニオ短信は昨年10月にフリューレン村だより から引っ越しています。ジョン万次郎、NY紀行は旧blogをご覧下さい。 

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都議選での自民党の大敗で、昨日の日経平均は237円の急落でした。NYダウが185$上げましたので、とり合えず落ち着くでしょう。衆議院選挙では献金疑惑のまま、親中朝嫌米の鳩山(小沢)政権成立が確実ですから、国防・経済の両面で日米関係は氷河期を迎え、経済・外交の停滞のまま、国論も割れるでしょう。   自民党には早急な解党的な国民の為の大改革が切に求められています。


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