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我が懐かしの名車と迷車へのComments(23) [稲門機械屋倶楽部]

ぼくあずささん、村尾さん、他皆さん

黒い潤滑油初めて知りました。また潤滑油の黒化現象は経験したことありませんが、蒸気タービン潤滑油の白濁で対策したことがあります。 

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最初は原因が分からなかったのですが、どうも蒸気が漏れて潤滑油に入っていると判断しました。ケーシングの分解を決断しました。工場から作業者を呼んで、道工具も取り寄せての大工事です。若し開けて何もなかったら、と思うと断崖絶壁での必死の決断でした。案の定、グランドシールの部分に小さな穴が開いたまま塞いでありませんでした。そこから軸受けの排油ラインに通じていました。 .若い頃、ケーシングの蒸気漏れで散々苦労したことを今更思い出させていただきました。 

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ぼくあずささんの提起された「ドイツ人の機械好き」で身をもって感じたのは、日本の車が早々と電気制御を大幅に採用した頃、ベンツは採用しませんでした。かなり後になってトランスミッション他にも採用するようになって、今ではメンテナンスにも入ってきて、整備をほって置くと、パネルにスパナの絵が出て注意を喚起するまでになってます。いちいちコンピューターで解除しに行かなくてはなりません。   また今の車は分解したくても出来ないほど配線やらが多くなって、昔が懐かしくなります。 

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ところで日本では、企業でも、電気は専門家、機械は何でも屋という感じがありませんか、エンジニアでなくカンジニアのような。ドイツ人の機械好きはマイスター制度に関係しているように思います。いかがでしょう。

今井 鉄  2009/06/14

(24)に続く 

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我が懐かしの名車と迷車へのComments(22) [稲門機械屋倶楽部]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2009-06-20-1


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