TMMTX (Toyota Motor Manufacturing Texas Inc.)(2) [サンアントニオ短信]
ぼくあずささん 懸案であったトヨタ、サンアントニオ工場を見学しました。 PickupTruck、Tundraの専用工場で2006年秋に操業開始していますが、大型トラック市場の落ち込みから現在OneShift操業です。 VisitorCenterに集まり一時間半の見学をしました。 新しい工場というだけではなく、良く管理されたちり一つない工場です。 工場内撮影禁止でVisitorCenterでの二枚添付します。
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工場見学よりも印象的たったのは、VisitorCenterの2人のスタッフのトヨタへの信頼感でした。 二シフトから一シフトへ切り替えを余儀なくされた時も、希望退職を極力避け改善研修に時間をあてました。 一人は前銀行員で組み立て、一人はHomeDepot(ホームセンター)の販売管理でトヨタでは塗装に従事。 この二人はいまJobRotationでVisitorCenterにいて工場見学の案内に従事しています。 二人とも今の職場に満足(彼らの言葉では心の底から)していると言っていました。.
自動車工場経験者の採用をあえて避け全く違う分野のスタッフを取るのはトヨタだけではなく、日系メーカーに共通した考えで、悪しき習慣を身につけた人間よりも、基本適性のあるスタッフを採用、訓練する方が良いというスタンスです。,
これらスタッフの信頼を裏切らないためにもトヨタの経営陣にかせられた使命は重いです。工場見学を終えた見学者の一人が感激し即金でTundraを買いたいと言った、話を案内のスタッフが自慢げに話をしていたのも印象的でした。.
トヨタが、これほど現地で働く人の信頼を集めていること自体、トヨタの経済活動の成功だけでなく、評価されるべきかもしれません。
大嶋.
PS 国旗、面白い視点です。 どうも日章旗、星条旗はVisitorCenterになかったと思います。 LoneStar、テキサス州旗だったと記憶しています。.
ダイムラーのクライスラー買収失敗は私の記憶では、ダイムラーの高圧的な支配経営手法にあったと思います。 これは日本での三菱自動車との関係にもみられた、自分のやり方が正しいというスタンスを押し付ける、成功した会社に良く見られる(?)パターンだったのではないでしょうか。 ルノーの手法にも批判がありますが、ゴーンは少なくても米国、中南米などの経験豊富で日産の良い面は引き出したと思います。.
オバマのバイアメリカンですが、彼はそう言わざるをえませんが、米国消費者は政府が多少のインセンテブを出しても損得計算で自分の選択意思を貫きます。 また、日本車はトヨタを含めテキサスを含めた南部の州に政治的にも根を深く下ろし、昔日本の輸入車が叩かれた時代とは様変わりしています。 トヨタ、ホンダなどが懸念するのは何よりも米国消費者の将来への確信でしょうか。.
TMMTX (Toyota Motor Manufacturing Texas Inc.(1) http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2008-09-02-1 Mazda:マツダの嘘つき商法!!! [日本] http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2008-11-02
2009-05-06 13:47
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