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Familie Gedichte 杉浦スミ 大悲願寺 [フリューレン村だより]

                       byぼくあずさ

母方の大本家野嵜は大福と共に四大名家と呼ばれ、野嵜は阿伎留野の西端に位置して、

大悲願寺(1291年創建)の裏山横沢を水源とした山田の大福迄続く水路を独占する豪農。

上野戦争の難を逃れ、戸塚に現存する杉浦陣屋に4年間身を潜めた後、村奉行の永井から

4歳若い野嵜卯八に輿入れ。卯八は長男長蔵が8歳の時家督を譲る。材木商を興した私の

祖父玉之助は次男。長女ブンは大福に輿入れ。入れ替わりに大福の長女が長蔵に嫁ぐ。





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