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お借りした本5冊 2/5 [フリューレン村だより]

                    by ぼくあずさ

(2)ルポ 貧困大国アメリカ


私が初めてLOSに出張した時、市内バスに乗り、厳しい人種差別の現実を
目撃した。黒人たちは奥の席にひしめいていた。私が何処に座るか彼らの
視線を感じた。ホテルへの帰り道は歩くことにした。知らぬが仏で
後で聞いたが「日本人が歩く地域」ではない危険な街を通過していた。
「米国はやがて人種問題で崩壊する」と感じた。

初めてめて北京やモスクワをを訪ねた時に感じた監視されている怖さとは
明らかに異質でした。
米国LOS以外でも一流ホテル内にいる時は安全が実感した。

米国の貧困層に肥満が多い。食べることに困る社会ではない。
だが一度大病したら貧困層に転落の危機がある。
失業率を低く抑える為に高校卒業者を軍隊に巧妙に入隊させる。
これは良い方です。

現在も戦闘が続くイラク政府軍で働く斡旋業者がある。
斡旋料は先に徴収お金で貧困者を募集し、戦場に丸腰で馬車馬の如く
劣悪な環境下で働かす。想像を絶する世界がある。現代版奴隷商人。

シカゴ近郊の工場でバイナリーサイクルの試験機を見学。
高校時代からの文通仲間のDr.Mikeを訪ねた。彼は数回我家と東京の
実家に泊まったことがある。お隣は市長さん宅の立派なお屋敷。
徐々に黒人が住む地域が迫っていると現状を聞かされた。

ニューオーリンスでも白人は郊外に居を移し、街中心部は貧困家庭のみに
なっている現象が生じているそうだ。

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