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米金利引上げ恫喝と債務大国中韓の悲鳴 [朝鮮半島・中国・台湾]

                                                        by ぼくあずさ

変な夢を見ていました。どうやらピョンャンのホテルです。5時間20分の
睡眠後の2時20分ですから、よしとします。

カネ勘定が相に合わない次男坊の私は母の勧めもあり大学は理工を
受験することになりました。母は建築家になることを期待していました。
実は私は建設中の高層ビルに上ることが嫌いで密かに機械科を受験し
母の期待に背きましたが結果的には母も喜んで呉れました。

FDに就職、火力発電所の受注活動に度々引張り出されましたが、無駄
な出費なしに納入するノウハウをもっていました。材木屋に生まれ育った
ことが何処かで生きていたのです。

いつものヨタ話は止めて本論に戻ります。リンク先のThe Routerに
よれば、中国の地方政府は借金してインフラ投資と不動産開発を行い
ました。ゴーストタウンの出現で新たな土地の売却収入はありません。
残るのは債務の利息支払です。
過去18ヶ月間で34%増の454兆円です。内訳は地方政府291.3
兆円、金融機関162.3兆円です。

対策として長期地方政府債and or 中国政府またはAIIBの長期
債券へのスワップが考えられるという。


ぼくあずさのコメント:

(1)中国経済信用度がガタ落ちの状態であり長期経済停滞が予想
     されることから、債務の肩代わりは現実的とは思えない。
(2)地方政府に要求されている緊縮財政は債務過多の現状では鉛筆を
     舐める他に対策がない。
(3)抜本的な改革なしに今の中国の苦境からの脱出は不可能。
(4)インフラ投資の停止とリストラを行うことになれば、景気にマイナス
     の影響が出る。各地で暴動が起きても不思議ではない。
(5)日本では共産党一党独裁が崩壊して幾つかの国に分割されると
   無責任に論じているが、地方政府の潜在経済力と軍事力の強弱が
     複雑に絡み合うことが予想される。
(6)無責任な云い方をすれば”中国の事は中国人に任そう””対外的な
     軍事行動は日米が共同で阻止すべき”の2点に集約される。
(7)今なお没落の宗主国に国家の浮沈を賭けて朴大統領の外交感覚、
     ”哀愁墓場”から生まれたようだ。自画自賛ぶりに国民も呆れる。
  

コラム:中国の地方発「不都合な財政緊縮」に必要な鎮痛薬
http://jp.reuters.com/article/2015/09/15/column-china-local-gov-austerity-idJPKCN0RF08Y20150915
【社説】中国経済、今や「3%台に墜落」警告まで出てきた=韓国http://japanese.joins.com/article/702/205702.html
【コラム】光よりも影が濃厚な中国経済=韓国(1)http://japanese.joins.com/article/385/205385.html
【コラム】光よりも影が濃厚な中国経済=韓国(2)
http://japanese.joins.com/article/385/205386.html


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村尾鐵男

元を辿れば、前首相の温家宝がリーマンショックで注いだ四兆元の救済策が今、裏目に出ているはず。加えて、習近平のトンデモナイ経済音痴。李克強に頼るしかないが、その李克強も次は全人代委員長の任務を持たない名誉職に逃げ込もうとしており、中国経済は救う方法なし。その中国に頼った韓国も哀れな道をひた走る。ああ、無情。
by 村尾鐵男 (2015-09-16 08:20) 

ぼくあずさ

中国社会の持つ賄賂・賄賂全盛の中世的な社会構造が
背景にあると思います。
by ぼくあずさ (2015-09-16 10:14) 

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