国際石油カルテルの崩壊 [中近東・アフリカ]
by ぼくあずさ
1962 出光の世界最大の
石油タンカー「日章丸」がクエ
ート原油を満載してに無事
徳山に帰港の快挙、国際石油
カルテルへの日本の挑戦で
した。
そして今、OPECは減産見送
り日産3000バレルを維持する
ことを決めました。
⇒カルテル崩壊。
米シェーリガスオイル生産の
爆発的な増産とEUと中国、韓
国をはじめとする新興国の
景気低迷、乗用車の低燃費化
により原油がだぶついている
のです。
2つの図はダイヤモンドonline
より転載。
私は第2次石油ショック時に
バイナリーサイクルによる
50KW排熱回収発電プロトタイプ機を開発しました。原油価格がバレル当り50円で市販機の設計開始する目論みでしたが逆に30円に下落しました。つい最近まで100円であったが現在は40円です。排熱回収技術は活かすことができません。
Reutersより転載。
ぼくあずさのコメント:
(1)バイナリーサイクル排熱発電装置開発はSIEMENSとの競作に
なりましたが、私どもが圧勝しました。熱媒体の物性値を提供して
くれた三井プロロケミカルと熱交換器開発をお願いした古河電工
の格別の御好意に今更ながら感謝しています。
(2)学友内藤さんからの情報から韓国の石油精製産業は欧米の大手
国際石油会社の精製下請けであり、GDPアップには貢献するが、
薄利であるようです。
(3)「イスラム国」の活動は産出現場における原油争奪戦です。
(4)原油価格の再高騰は考えにくいと思います。
原油価格がここまで急落した本当の理由
http://diamond.jp/articles/-/66015
日本・イスラエル包括協力関係合意 [中近東・アフリカ]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2014-07-29-1
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