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米対中のASEANをめぐる経済覇権争い [朝鮮半島・中国・台湾]

                          by ぼくあずさ

FTAAPへの戦い
















中国は米国を外しASEANに日、韓、印、濠、新西蘭を加えたRCEP交渉の早期妥結を目指してきた。中のお先棒を担ぐ韓は中とFTAをむすび豪、新西蘭と首脳間で合意した。日中韓FTA交渉を画策している。

米国が力を入れるTPP交渉にはASEANの一部と中、印、韓が含まれ
ない。ただし、FTAAPの実現は決して容易ではない。


ぼくあずさのコメント:

(1)韓は完全に中国経済圏に取込まれており、中の手先となって
   かき混ぜておることが日米の頭痛の種。
(2)米は条約を守らない韓をTPPに入れない。
(3)北京ASEN首脳会談の最中の11月10日の日中主脳会談での
     習近平のイヤイヤ顔の安倍首相との握手姿を私は「カネを貸して
     くれ」と表現したが、産経記者によれば「市場に引かれて行く牛」が
      ASEAN首脳に与えた印象だった。
(4)12月の解散総選挙で安倍政権の外交・経済運営が信任される
      ことが重要です。


焦る中国、FTAAP支援で墓穴? 「米国抜き」は遠のき…
http://www.sankei.com/world/news/141125/wor1411250001-n1.html
日米のFTAAPへの道 [東南アジア・インド]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2014-11-07-1
地球儀外交(上) 世界を奔走した安倍首相に折れた習主席 会談しても「市場に引かれていく牛」と評され…
http://www.sankei.com/politics/news/141125/plt1411250003-n1.html
日中首脳会談:日本を敵視する習近平 [朝鮮半島・中国・台湾]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2014-11-12-1


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村尾鐵男

中国の国有企業200社ほどに国外進出の尖兵とさせ、そのための資金が必要で、その道具がFTA。習近平政権は、これで国内の格差怨嗟を少しは緩和できると見込んでいるが、果たして効果が出るか。
社会主義国で続く世襲制は、総ての富が限られた者に吸い上げられるだけで、大多数の貧民とか農民にはまったく行き渡らない。
by 村尾鐵男 (2014-11-27 08:15) 

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