ウクライナ危機再び [EUとロシア]
by ぼくあずさ
91年前の1923年9月1日11時58分、M9の大地震が相模湾沖で
発生、母と結婚する前の父は深川の日本一の材木商武一で修業して
おり、立てかけた柱材の上で玉拾い(本数を数える作業)中に遭遇。
足元がガラガラと倒れたが、電柱にしがみつき難を逃れたそうです。
避難の途中、隅田川に架かる橋が途中から折れ通行不能なことに
気づき、押される人波をかき分け戻り、次は被服廠跡へは入らず火炎
を避けて上野の杜をめざしました。三度命拾いした父の経験した震災
当日の模様を母から聴き及んでいます。亡くなられた人々への追悼に
代えて記述しました。
なお関東大震災は私が入社した会社FEの川崎工場で創業の式典が
行われている最中に起きました。
現役時代のモスクワの定宿(ビザ発行時に全ソ機械
輸入公団が指定するホテル)はウクライナでした。
玄関前の広場にウクライナの画家・詩人シェフシェンコの像がありました。その後、コスモホテルに変更になりました。後日、私の好きな街の一つモスクワについてブログで紹介します。
さて、ウクライナ危機について、プーチン和平は時間稼ぎの作戦でした。
戦車と装甲車が隊列を組みロシア兵1000人以上が東ウクライナに
侵入しました。ウクライナがNATO加盟申請を近く行うとの情報にもとずく強気プーチンの反撃です。
赤丸が親露軍により占領された都市。
写真はロシア軍との交戦を避けて撤退するウクライナ軍です。
ぼくあずさのコメント:
(1)マレーシア機撃墜事件以降押され気味であったプーチンの軍事力
を背景にした外交の一環、落とし処は現在不明
(2)EUは緊急首脳会談を開いて対応を検討中
(3)逃げ腰オバマの影響力低下
(4)ウクライナはNATO頼み:EU加盟申請を宣言
(5)ロシア軍の撤退までは暫く時間が掛かる
Poroshenko: Ukraine 'close to point of no return'
http://www.bbc.com/news/world-europe-28997946
ロシア軍がウクライナ東部に侵入
http://japanese.donga.com/srv/service.php3?biid=2014083013958
ホテル"ウクライナ”には私も泊まりました。あのホテル、エレヴェーターが遅いのには驚きました。
ところで、オバマのアメリカ、何故、斯くも弱腰か。負けそうな者を助けに行くアメリカではなかったのか。それは昔話になったのか。それとも、アメリカ人は他人のために血を流すことを忘れたのか。
by 村尾鐵男 (2014-09-01 08:18)
村尾さん
ウクライナホテルでは日航の方にお目にかかりませんでしたが
コスモスでは客室乗務員の方々が颯爽と歩いていました。
オバマは強大な軍事力の使い方が分からない駄目な大統領ですね。
by ぼくあずさ (2014-09-01 08:55)