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メルケルのドイツ:殺到する外国人 [EUとロシア]

                                           .by ぼくあずさ


スペインからの独移住者は11年より9000人多い約3万人。ギリシャが1万人増の約3万4000人、イタリアからも前年比4割増の約4万2000人が渡独した。移住者の出身国で一番多かったのは、隣国ポーランドで17万6400人だった。

1990年10月3日のドイツ統一をDDR国民として迎えたPeterから、その後の社会混乱の情報が寄せられました。教え子の女子学生の大半は旧西ドイツ地区へ職を求めて故郷を離れました。若い既婚婦人の多くは豊かな生活を求めて故郷と夫を捨てました。戦前までのドイツは東に拡大しましたが、西に人生の夢を求めたのです。

さて、話を戻そう!!
友人Peter の情報では外国からの移住者たちはベトナム人を例外として、働かずに生活する者が増大している。ユーロ圏の拡大で最大の利益を得たドイツ、「一人勝ちのドイツ」を拙ブログ上に投稿しましたが、年間108万人もの外国人が職を求めて殺到するドイツの「人種問題」は我々日本人が想像以上の社会混乱の要因になりつつある。


ぼくあずさのComment

1.「ドイツの人種問題」は後日紹介
2.「一人勝ちのドイツ」の国民の幸せな生活が脅かされる皮肉
3.豊かなドイツへの人の流れは止まず
4.エネルギー政策の失敗で破壊されたドイツの自然


国境を越える人の移動 [国境を越える人の移動]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2013-03-17-1  
メルケルのEU:一人勝ちのドイツ [EUとロシア]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2013-03-27 
Löhnen, Waren und Dienstleistungen(抄訳)-2 [Bericht aus BadKoestritz]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2010-09-23 
独への移住、昨年は108万人…南欧から職求め
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20130511-OYT1T00442.htm?from=ylist


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コメント 4

niederrhein

昔はトルカイ地域が在ったのは見てますが、多民族が寄り添うと
それぞれが特別な雰囲気の街に成る気がします。

人によっては「近づくな」と言い、人によっては「復興の遺物」と言ってました。
確かにその地区は、先入観が有るにしても、チョット身構えさせられました。

当時は外人労働者には手厚い制度がありました。
長期就業者は帰国の為の費用を補助して貰える。

女房を呼んで観光し、費用を独国に請求してた者も居ました。
独身の私は帰国するより近隣の国を観光してました。

不良滞在外人のせいで国民の意識が変化するでしょうね。
私が再渡独出来ても扱いや対応が変わってしまうのは寂しいです。
by niederrhein (2013-05-27 07:20) 

ぼくあずさ

niederrheinさん
Kalkerに住む友人Volkerの情報によれば、小学校の
生徒の半数が外国からの移住者の子供たちだそうです。
文化や宗教の違いがありますから、異民族との共存は
限界に近づいているのではないかと思います。
私がいた開発設計の図面描きの大半はイタリヤ人でしたね。
by ぼくあずさ (2013-05-27 07:54) 

orange

おっしゃる通りですね。
過去の過ちから移民の流入にストップが掛けられない。ジレンマです。
またその一方で外国人労働者の不当な搾取もあるようです。
ドイツ語圏での治安の悪化も目立つようになりました。
by orange (2013-05-27 20:19) 

ぼくあずさ

orangeさん
かってはユダヤとロマへの警戒、差別と隔離でしたが、
今では多くの貧しい国々からの人の絶えざる流入です。
メルケル首相の解決策を知りたいものです。

by ぼくあずさ (2013-05-27 21:23) 

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