オスプレイ沖縄配備に対する中国の反応 [稲門機械屋倶楽部]
2012-7-27 WME36 村尾鐵男
米国海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイ12機が岩国基地へ陸揚げされたのが7月23日で、これに対する中国の反応がないのが不思議でした。
現用のCH47型ヘリコプターに較べて、MV22オスプレイは航続距離と搭載兵員数で、はるかに大きな対中国抑止力を示すのですが、この事実に対して中国が無言で過ごしたのは何故でしょうか。
昨26日、駐日中国大使館の定例記者会見で、「オスプレイの配備は日米二国間のことと理解する」としながらも、「日米安保条約は冷戦時代の産物であり、中国を含めた第三者の利益を損なうべきでない」との見解を明らかにしました。
いつもの中国らしからぬ言葉の少なさには二つの理由があると私は考えます。
先ずは、民主党内の足の引っ張り合いです。国会対策委員長が外務省の頭越しに米国大使館へオスプレイ配備の延長、若しくは再考を促し、今は民主党ではありませんが、民主党の元代表がオスプレイ配備に反対し、さらに日本共産党が米国大使館へ配備撤回を求めました。毎週金曜日の首相官邸デモは反原発が主たる主張ですが、オスプレイ配備反対のプラカードも散見され、中国はこの動きを待っていると推察されます。
二つ目の理由は、技術的にオスプレイの評価が出来ていないことでしょう。オスプレイは中国が好む模倣技術のレベルをはるかに越えており、技術評価、或いは武器としての評価が遅れていると考えられます。
米国海兵隊の新型輸送機MV22オスプレイ12機が岩国基地へ陸揚げされたのが7月23日で、これに対する中国の反応がないのが不思議でした。
現用のCH47型ヘリコプターに較べて、MV22オスプレイは航続距離と搭載兵員数で、はるかに大きな対中国抑止力を示すのですが、この事実に対して中国が無言で過ごしたのは何故でしょうか。
昨26日、駐日中国大使館の定例記者会見で、「オスプレイの配備は日米二国間のことと理解する」としながらも、「日米安保条約は冷戦時代の産物であり、中国を含めた第三者の利益を損なうべきでない」との見解を明らかにしました。
いつもの中国らしからぬ言葉の少なさには二つの理由があると私は考えます。
先ずは、民主党内の足の引っ張り合いです。国会対策委員長が外務省の頭越しに米国大使館へオスプレイ配備の延長、若しくは再考を促し、今は民主党ではありませんが、民主党の元代表がオスプレイ配備に反対し、さらに日本共産党が米国大使館へ配備撤回を求めました。毎週金曜日の首相官邸デモは反原発が主たる主張ですが、オスプレイ配備反対のプラカードも散見され、中国はこの動きを待っていると推察されます。
二つ目の理由は、技術的にオスプレイの評価が出来ていないことでしょう。オスプレイは中国が好む模倣技術のレベルをはるかに越えており、技術評価、或いは武器としての評価が遅れていると考えられます。
いすれにしても、尖閣諸島を含めて、オスプレイの対中国軍事抑止力は強大であり、その抑止力の大きさに中国は戸惑いを隠せない状況にあると推察されます。 (了)
日本の国は、米軍に頼ることなく、日本軍で守れ。
そのうえで、相互に安全を保障すればよい。
他人に仕事を任せておいて、いちいちあれこれ言うのは不謹慎である。
消去法を得意とする論客ばかりでは、総理の寿命も短くなる。筋の通った政治もできない。
未来社会の建設には、建設的な意見が必要である。
未来構文がなくては、未来の内容は過不足なく構築できない。
未来構文があれば、理想が語れる。無ければ、筋の通らない空想になる。
日本語の文章には、未来・現在・過去の区別はない。
現在の内容は過不足なく考えられても、過去と未来にはそれができない。
日本人は、未来の内容に辻褄を合わせて語るのは得意でない。考えられない事柄は想定外になる。
だから、有事の際の危機管理も破たんする。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://3379tera.blog.ocn.ne.jp/blog/
by noga (2012-07-27 18:52)
本日夕刻のラジオ・ニュースで、沖縄県知事と旗振り役として神奈川県知事を含む24県の知事が外務相と防衛相を訪ね、「オスプレイの事故原因を究明し、事故を減らす対策を講ずる」よう申し入れた由。
事故原因が究明され、その再発防止策が講ぜられるなら受け容れるとも解釈できる申し入れで、誰かが懸命に説得を続けているようです。
by 村尾鐵男 (2012-07-27 19:29)