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超大型風車の開発競争激化 [水・太陽・空気]

                                         .by ぼくあずさ

家近くでセミが鳴き初め、梅雨明け近いことが分かる。大分、熊本では集中豪雨による河川の氾濫や崖崩れの被害テレビ報道に心が痛む。
被害が拡大しないことをお祈りする。
経験の浅い民主党政権は人気とりと思われる政治主導とやらを振りかざし、防災ないがしろ。

すっかり晴れ上がった。室温28℃、湿度85%。快適とは言い難い。
甘柿禅寺丸の実の甘い香りに誘われて黒い大きなカナブンが飛来。



昨年5月にメルケル首相を迎えてバルト海洋上ウインドパークBaltic1(2.3MW 21基)の開所を派手に祝ったばかり。世界最大の風車メーカー、SIEMENSが6MWの洋上風力発電システムで日本市場開拓を発表した。民主政権が決めた高価格固定買取制度に機を合わせ、仇敵MITUBISHIの地元日本への殴り込み。

迎え討つ三菱はGEの特許侵害で140億円の賠償を命じられている。
平成27年に発売予定の出力7MWタイプは特許回避出来るのか。
日立は5MWの開発に着手し、平成27年度に既存システムと合わせて100基の受注を目指す。


ぼくあずさのComment

1.MITUBISHIは超高効率火力の核心技術、大型ガスタービンでGE
   
およびSIEMENS のライバル企業
2.日立は原発でGE と提携。風力発電に提携を拡大したのか?
3.個人的にはSIEMENSに親しみを感じるが、こと風力発電開発競争
     では三菱・日立が勝ち抜くことを期待



シーメンス、超大型の洋上風力発電を国内展開
http://www.sankeibiz.jp/business/news/120713/bsc1207132200008-n1.htm 
ドイツのオフショアーウインドパークといわき沖浮体風力発電 [水・太陽・空気]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2012-06-09-3


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村尾鐵男

風力発電機は、台風のような強風では風車が破損するので、風の向きに対してブレードを立てて迎え角をゼロにします。
ドイツで台風の強風が吹き荒れるとは聞きませんが、シーメンスに対台風ノウハウはあるのでしょうか。バルト海や北海も風は強いでしょうが、日本を襲う台風とどちらが風が強いのか、興味のあるところです。
話は跳びますが、風力発電機の分野には中国と韓国が顔を出しません。これも不思議なことです。
上記三社の5000-6000kW級風力発電機は、風車直径が150mほどになるでしょうか。これを支える支柱の高さは150mから200mほどにもなり、巨大な洋上建造物です。台風時に倒れないことを願います。
by 村尾鐵男 (2012-07-14 16:34) 

ぼくあずさ

ドイツがメガソ-ラーから洋上風力に切り替えたのは、中国にEU市場を
荒らされるのを回避する為でした。いずれ追い付いて来るかと思います。

30余年前にNordsee(北海)の孤島 Insel Helgoland にあったEU 風力実験場を訪ねた。60基ほどの風車は大半が破損しており風車墓場でした。現在運転中のWindpark はNordsee(北海)とOstsee(バルト海)沿岸に近い海上に建設されています。
私が調べた処では作業員が海に転落した死亡事故はありますが、ブレード折損事故はありません。引き続き情報収集を予定しています。
by ぼくあずさ (2012-07-14 17:43) 

ぼくあずさ

マチャさん、rtfkさん、アルマさん
nice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-07-14 18:57) 

ぼくあずさ

海を渡るさん、nikiさん
nice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-07-15 18:46) 

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