今日、5月27日は・・・ 「海軍記念日」

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　2012-05-27 WME36 村尾鐵男


今日は朝から、何かの日だったと思いながら、つい今しがたまで思い出せず、我ながら歳に勝てないと我が身を呪っていました。でも、風呂を終えてコーヒーを作り、やれやれと落ち着いたところで、ついに思い出しました。

今日は「海軍記念日」です。いくら何でも古いと決め付けられそうですが、明治38年（1905年）5月27日、東郷平八郎が率いる我が聯合艦隊がロシアのバルテイック艦隊を日本海で破った日です。
この勝利は、司馬遼太郎の「坂の上の雲」で描かれたように、東洋の果ての小さな国が、一躍、世界の檜舞台に登場した日でもあります。
この日本海海戦の二ヶ月半ほど前の3月10日、陸軍は満洲の奉天でロシア軍を破り、この3月10日が陸軍記念日になりました。

昭和20年（1945年）3月10日、米軍爆撃機の大編隊によって東京が大空襲を受けますが、陸軍記念日の日を狙ったとの説もあります。もっとも、東京が米軍の空襲を受けたのは前年の昭和19年11月14日以来100回を越すのですが、大空襲と言えば昭和20年3月10日の空襲を指します。

今の日本、大震災を理由にせずとも沈滞しています。政治とそれを担う政権にも突破口が見付けられないようです。奉天会戦や日本海海戦で勝ったときに国民が示した熱気が今は感じられません。政治家と政治が先ず沈滞低質化して、国民を鼓舞することができません。

コメント 2

私も５／２７が海軍記念日を思い出しました。四国のバス旅行のコメントにも書きましたが、日露戦争の日本海海戦を書いた「此の一戦」の著者、水野広徳さんは遠い親戚でしたので、中学時代に読みました。
by Ｎ．Ｈｏｒｉ (2012-05-28 20:04) 

「此の一戦」は、今でも、「アマゾン」で新本、古本とも購入することができます。
by Ｎ．Ｈｏｒｉ (2012-05-28 20:07)