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インドネシア:Superjet100 残骸発見 [東南アジア・インド]

                                           .by ぼくあずさ



Salak].jpg昨日、2回目のデモ・フライトに離陸した20分後、現地時刻1435に連絡が途絶えた。高度を10000から6000ftへの許可を求めた。略垂直の崖に衝突、大きな残骸は崖の下に落下したものと思われる。
村尾さんのコメントをお願いする。


salake 1.jpg

superjet100 indonesia.jpg








写真はSalak火山(2211/7254ft)と遭難現場、クリックで拡大します。

Indonesians find wreckage of missing Russian plane  ☜必見
http://www.theage.com.au/world/indonesians-find-wreckage-of-missing-russian-plane-20120510-1ydw4.html 
空の2題:F35の契約と露デモ機不明 [東南アジア・インド]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2012-05-10-1


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コメント 6

村尾鐵男

10,000ftの高度から6,000ftへ降下する理由が何であったのかが判らないと想像の域を出ません。
高度計が故障していたのか、おそらく気圧高度計を頼りに飛んでいたでしょうから、出発前に高度計の気圧補正を忘れていたか。
又、衝突した山の近辺の気象はどうであったのか。濃霧か厚い雲の中で、慣れぬ土地で無理に飛んだのか。
山肌に散る破片の大きさから察して、そこに山が立ちはだかるのをまったく気付かずに激突したようです。
インドネシアは火山が多い土地ですが、概ね3,000m級で、このSalak山は低い山です。でも形は火山のようです。薄い噴煙を吸い込んでエンジンが停止したことも想像できます。
インドネシアは航空管制が今でも不完全で、飛行中の全機をレーダーで捕捉し続けることができません。その上に無線通話も途切れたら、後は操縦士の責任で飛ぶことになり、土地に不慣れな操縦士には難しい空域です。
慣れない土地で飛ぶときは、地元の操縦士を副操縦士として乗せるのですが、その辺の事情は追々明らかになるでしょう。
by 村尾鐵男 (2012-05-10 20:44) 

村尾鐵男

上記のコメントを書いてから、ぼくあずさ氏が必見とするサイトを開き、衝突した山は休火山と判りました。
操縦士は二人共にロシア人のようです。もしかしたら、飛行中にどちらかの操縦士が体調急変に見舞われたこともあり得ます。

余談ですが、インドネシアには一字姓が多いのですが、この英文のサイトに現われる証言者の内、二人が一字姓で、わざわざ一字姓であると説明しています。一字姓とは名字と名前の二字ではなく、名字でもなく名前でもない一文字の呼び名です。

捜索に飛んだインドネシア軍のヘリコプターが天候不良で戻っているので、現地はかなりの悪天候だったようです。悪天候なら高度を上げて上空へ退避するのですが、何故、高度を下げてしまったのか。これが謎です。


by 村尾鐵男 (2012-05-10 21:50) 

ぼくあずさ

村尾さん
詳細なコメント、非常感謝。
事故に関係しませんが、一字姓とは驚きました。

ばんさん、アルマさん、tamanossimoさん、xml_xslさん、ENOさん
nice ありがとうございました。
昨日のアクセスが4700ありました。多くの方が拙ブログをお読みに
なられていること、感謝します。
by ぼくあずさ (2012-05-11 02:00) 

村尾鐵男

話を逸らせてしまって恐縮です。
インドネシアが独立した後の初代大統領スカルノ(Soekarno)は一字姓で、これでフルネームになります。
ついでに、その次の大統領スハルトは、Muhammand Soeharto(ムハマンド・スハルト)で、後年、この名前の前に Haji(ハジ)を付して、Haji Muhammand Soeharto となります。Haji はメッカ巡礼を済ませた者に許される称号です。

by 村尾鐵男 (2012-05-11 07:41) 

ぼくあずさ

村尾さん
とぼけた質問ですが、弟スカルノは何と呼ばれるのですか。
インドネシアで姓と名をもつ人は特権階級なのでしょうか。

taharasさん、rtfkさん
ご来訪とnice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-05-11 15:52) 

村尾鐵男

残念ながら、スカルノ大統領の兄弟姉妹の名を知りません。父母も名が判りませんが、父親はスラバヤ出身の小学校の教師で、母親はバリ島出身のバリ・ヒンヅー教徒でした。
一字姓はジャワ島中部から東部の一帯に多いと聞いており、スラバヤはジャワ島の東端に位置します。
by 村尾鐵男 (2012-05-11 20:59) 

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