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福岡県糸島市:小水力利用計画 [エネルギー]

                                      .by ぼくあずさ


佐賀県との県境にある白糸行政区が滝の下流3か所に取り付ける発電機で地区の観光施設や32世帯の電力を賄う計画が紹介された。


ぼくあずさのComment

1.九電からの買電を止めず、飽くまで補助動力・電源との位置づけ

2.極力補助金(税金)をかけない最小限規模

3.企業に一括発注ではなく、地区全員参加のプロジェクト

4.水力は風力と違い作動流体の密度が大きいので水の豊富な過疎

     地区に有望な動力源。だが、渇水期もあり安定した動力源には

     ならない


ぼくあずさの独り言:

縁故疎開先の旧西多摩郡増戸村には水車がなかったが、秋川の上流には水車を動力にした幾つかの製材工場があった。これらも昭和30年代初めには電動にとって代えられた。安定した電力供給が確保されれば当然の成り行きだ。

下流の旧西阿伎留村(サマーランドの対岸)の秋川べり牛沼の秋川神明社の秋祭を見物に行った。今では我がもの顔に関東自動車道路のループが伸び、環境破壊が進んでしまったが、当時はこの辺りの広い河原からは西方に大岳山(1266.6㍍)が望める風光明媚な処であった。


農業水路に水車がありカタンコトンと杵つきの規則的な音が聴こえた。水車や、その回転動力を機械的な上下方向の動きに変える機構はすべて木製であった。


今のサマーランド辺りに飛行場があった。並べてある戦闘機の多くはベニア製であり、これが敵機の操縦士を欺くデコイとは知らない私や遊び仲間は、見てはいけないものを見てしまったと思い、誰にも話さないようにしようと決めた。


国民学校に駐屯していた兵隊さんは米軍の攻撃を避ける為に北伊奈の谷戸に横穴を掘り、そこに戦闘機のエンジンを隠す作業をしていたことが終戦の日を境に中止された。横穴の前で石油をかけて燃やされ黒こげになって放置された星型エンジンを見て戦争に負けたことを実感。



滝でエコ発電、精米用水車も復活させ…福岡

http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20120428-OYT1T00525.htm?from=main7 

白糸の滝(福岡県糸島市)

http://www.yado.co.jp/tiiki/itokan/siraito/siraito.htm


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コメント 3

村尾鐵男

福岡県の「白糸の滝」の試み、大変結構です。
再生可能エネルギーとやらは風と太陽だけではありません。
この水車発電は小水力発電の下限よりさらに下に位置しますが、とにかく理屈は後にして実行することでしょう。
by 村尾鐵男 (2012-04-30 18:43) 

夏炉冬扇

お早うございます。
ここの滝いいです。
地域がよくまとまっているそうです。若い方も比較的多いとか。
by 夏炉冬扇 (2012-05-01 06:53) 

ぼくあずさ

村尾さん、夏炉冬扇さん
コメント多謝。
会社の先輩に退職後も小型水力をやっている方がおられます。水利権の問題があり地元が本気でないと、よそ者扱いされるそうです。
白糸地区は条件が揃っているので上手くゆくでしょう。楽しみです。
石造りの水路橋の中央部から放水する写真を見たことがあります。長崎か熊本なのでしょうか。

皆さん
nice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2012-05-01 09:20) 

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