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中国は何処へ -7/10 [稲門機械屋倶楽部]

                                2012-02 WME36 村尾鐵男

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汚い中国

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 戦後、朝日新聞がお先棒を担いだのですが、いわゆる革新的学者とか革新的文化人と呼ばれる人達が「中国には蝿も蚊もいない」と言い出し、あたかも中国を理想郷の如く描き出しました。

 この謂れの無い中国礼賛を日教組に忠実な教師達が小学校や中学校で鸚鵡返しに教えました。

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 戦中の二年間、私は北京に住みましたが、蝿と蚊なんかは可愛いもので、南京虫と鼠に悩まされました。その中国から蝿と蚊がいなくなるはずはなく、戦後の小学校で、教師の言葉に頷けない不真面目な生徒となりました。

 家の中を掃除して、そのゴミを何処へ捨てるか。中国では窓を開けて道へ捨てて終りです。ですから、中国の「公」は皆無で全土が汚なく、道を掃除する者を見たことがありません。

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 昨年の東日本大震災で東北の米や野菜が放射線で汚染し、これの輸出ができなくなりましたが、諸外国で日本の食品が汚染していると喧伝したのは中国人の食品製造者とその輸出業者であろうと私は推測しています。

 毒入り冷凍餃子で地に堕ちた中国製食品の失地回復には日本の原発事故が好機であったろうと考えます。水に落ちた犬に鞭打てるのは中国人だけですから、この好機を逃すはずがありません。でも、それで中国の食品が安全になったわけではありません。

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 何故、毒入り餃子を製造して販売するのか。日本人にはその理由が理解できないのですが、中国人なら至極当然と考えているはずで、それは「自分が食べるものではないから」です。「私」のみが常にあって、「公」が欠如した典型例です。

 毒入り食品は輸出用だけではなく、国内向け食品にも毒性を帯びており、ですから高価な日本製の米や食品が売れています。

 一昨年だったと記憶しますが、中国の漢方医学会が、「このまま毒入り食品を放置すると、男女共に不妊が進み、遠くない将来に中国人は希少種になって絶滅する」と真面目に警告しているほどで、中国国内の食料品衛生状態は言語を絶するようです。


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村尾鐵男

上記本文に続く私の実体験談です。
15年ほど前、中国中部のある市を訪ね、翌日は市長と会談することになり、床屋へ行きました。頭髪は既に後退して、裾の辺りだけを刈ってもらうだけです。
ホテルで教えられた床屋は、公園の入口に店を出す露天の床屋でした。
まったく通じない方言で指差されるままに汚れた椅子に座ると、床屋の親父がやおら剃刀を出し、その刃先に向って唾を吹き付けました。
もういけません。椅子が倒れんばかりに立ち上がり、汚れて茶色になった白衣を脱ぎ捨て、幾らだったか覚えていませんが、ポケットの中から額面が読めない汚れた札を掴み出して押し付け、一目散でホテルへ戻りました。
by 村尾鐵男 (2012-02-29 13:17) 

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