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Missouri, Kansas & Texas (MKT) Railway [サンアントニオ短信]

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大嶋さん

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珍しい写真を有難うございます。Cabooseというのは日本では車両

限界などの関係で見かけない車両ですがアメリカ、カナダでは長大な

貨物列車の最後尾には必ず連結されている車両でした。

1990年代になるとElectronic Cabooseと呼ばれる電子機器に置き換えられて今では殆ど見かけることが無いと思います。 

Caboose で思い出すのはRed Cabooseという名のステーキのプライムリブを食べさせるチェーン店 http://www.redcaboosemotel.com/ 

でアメリカではあちこちで見かけると思うのですが日本では西宮で一軒だけ見かけたことがあります。

                           月川@神戸

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--- Original Message -----

From: ksoshimasa@aol.com

Sent: Sunday, February 19, 2012 5:31 AM

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月川さん

たまたま昨日Houston西25マイルの街Katyで1894年に開通したMKTのKaty駅舎(Depot)と不思議な格好をした物見窓(Cupola)付の赤い車掌車(Caboose)を見ました。 この車掌車、車掌がこの窓から前の車両の荷崩や、ブレーキ熱での火災などを監視していたようです。 この写真の車掌車は1910年代の物のようです。 日本ではこんな車掌車を見たことがありませんが。 

R0011214.JPGR0011219.JPG.

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.左の写真の奥の小屋がKatyDepotでここでは蒸気機関車の水も補給していたようです。右が当時の駅舎内部です。

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R0011217.JPGMKTの説明。このテキサスからカンサス、ミズーリに向かう列車は主として綿、米などの輸送に使われましたが、1930年代の大恐慌の時代にはHobo(渡り労働者、浮浪者)が無賃で乗車をしていたようです。 この汚い駅舎内左上の落書きは彼らのものとの説明がありました。 

この路線、1957年に車との競争に負けて廃線に追い込まれています。  サンアントニオもそうですが、車社会への移行で街の中心が昔の駅周辺から大きく変わっています。  

                                                                        大嶋 邦夫

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Re: Missouri, Kansas & Texas (MKT) Railway [時々懇]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2012-02-20-3


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村尾鐵男

この "Caboose" と呼ばれる車掌車、映画の西部劇では、列車強盗が馬から客車や貨車の屋根に乗り移るので、その悪漢達を見張るのにも役立ったと想像します。
今月16日、桜木町駅前でバスを待っていたら、根岸線を走る一輌だけの長い凹型の作業車が走っていました。前後に運転台だけが跳び出していて、中央部は背丈の低い無蓋貨車と同じです。
ところで、今、日本には車掌車が残っているのでしょうか。見かけなくなって数十年になるでしょうか。
by 村尾鐵男 (2012-02-19 15:50) 

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