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英語教育 [サンアントニオ短信]

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月川さん

以前のメールで英語談義の宿題が残っていました。 白熱教室の話題から、英語そして教育の問題があずさのブログで提起されています。

まず教育ですが、米国でも教育は重要テーマでCNNでZakariaが昨日一時間の番組を司会しました。 米国では将来の国際競争で韓国などのアジア勢に教育で後れをとっているのではないかとの強い危機感があります。 戦後職場進出した女性が優秀な先生になり米国の教育を支えていました。 米国教育界ではアジア型の記憶重視か、米国を支えてきたジョブスなどの創造型を重視するかなどの議論があります。 米国はもう少し基礎学力強化へ、日本は白熱教室に代表される個々を尊重した創造力強化へ進むのでしょう。 

日米とも次世代の若い人々の質(日本は量はできません。)に国の将来がかかっています。

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この教育の中で世界の共通言語の英語教育をどうするか。 その前に個人が将来何になりたいか、人生の好きなテーマ見つけられることもっと大切です。 汽車、飛行機など子供の時から興味を持ちその道に進む人は、英語の必要性を感じたら自分で勉強します。 外国語習得はやはり若いうち、効率的な学習は高校生までくらいでしょうか。 英語は現地へ行かないでもうまくなれるか、の議論をしたことがあります。 最終的には英語が使えなければ死ぬ状況におけば、NYやシカゴのタクシー運転手、サンアントニオのメキシコ庭師同様、すぐ日常会話上達します。 日本での小学校からの英語教育、95%は無駄になりましょう。 将来英語が必要とされるのせいぜいその程度で、語学は使わなければ忘れます。 やはり若いうち人間作り、コンテンツ(内容)重視の教育です。 内容があれば相手の人も注意して下手な英語を話しても聞いてくれます。 

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私は英国人の上司と10年仕事をしましたが、彼が夏季休暇で戻った時には言葉が出ないで苦労しました。 大学以降勉強した語学はいわゆる体の一部にはなっておらず、

脳の引き出しから出すのが加齢とともに大変になります。 たとえば、酒を飲んだ時に通訳をする場での瞬発力の衰えは痛切に感じます。 ジムで一か月ぶりの運動再開をするのと同じで元に戻すことが大変でいわゆる身にはついていません。  言語習得の難しさ、絶望観からとても2番目の言語には手が出せませんでした。 才能不足もありますが。 3-5歳の孫の成長を見るとつくずく若い内にやれば良かったと思いますが、これは言い訳でしょう。 話題がそれますが、落語家というのは素晴らしい人たちです。 話芸をあのレベルまで高めた人は語学も直ぐ旨くなるでしょうか。

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時差調整で眠れず問題が多い文章になっているかもしれません。  

大嶋邦夫

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Re. 英語教育 [和田の泊りより]

http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2012-01-11-4


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niki

そうですよね。語学は使わなければ意味がないので、小学校から
英語教育をするのであれば、ほかの教科も英語で行うとか、何か
実践的な方法を取り入れないと、結局は早期教育してもなんの役
にも立ちませんね。

そういうことを、文部科学省は何もわかっていないと思います。
by niki (2012-01-11 08:59) 

村尾鐵男

niki さんへ
御説の通りです。
ブログ本文を書いた大嶋氏も、その宛先の月川氏も、勿論この私も、小学校へ入学した頃は「鬼畜米英」の時代で、英語とはまったく懸け離れた勉強をしました。
英語らしい英語を学んだのは高等学校からでしょうか。
その私達が仕事上の必要に迫られて、とにかく外国人を相手に英語で意思を疎通させることができるようになりました。
niki さんが言われるように、英語が必要でない小学低学年から英語教育を施しても、壮大な無駄に終わるでしょう。
私は小学校へ入る前の2年間を北京で過し、近所の中国人の子供と毎日遊んで、幼児言葉かも知れませんが北京後が達者になりました。でも、日本へ帰国して北京語を話し聞く機会がまったくなく、ほぼ二年で完全に忘れ去りました。
by 村尾鐵男 (2012-01-11 20:00) 

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