大連立について [日本]
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与野党有力議員達が各々の思惑で水面下での動きが活発である。思うようにならないのか、テレビに出演し、考えを表明している。
肝心要の菅首相は一貫して「辞めないよったら 辞めないよ」の基本姿勢を崩さず。6月12日には「自然エネルギー推進庁」を発足させると発表。狂気の沙汰。
野党は6月2日の内閣問責決議案を大差で否決され、今や手も足も出ない放心状態。暫く、岡田・石原の両幹事長が大連立について声を大にして喚いていたが、党内から雑音が入り、静かになった。
岡田氏は菅氏からの禅譲を期待していたが、それが叶わぬと見て「菅降ろし」に転換。野田財務大臣、彼が一番信頼できると思われるが、仙石副幹事長他に推されていることが早々に漏れ、特に首相周辺から厳しい声が上がっている。野田氏の芽を摘む為に仙石氏が意識的にリークした可能性もある。大連立について彼は自民)大島副総裁と前々から話合いをしていると伝えられる。
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小沢派が両院総会早期開催を求める1/3以上の署名を集め、岡田に提出。堪らず、来週の後半の開催を言明。ここで先の統一地方選での大敗の総括が行われる。小沢派は何処まで首相を追詰める算段なのか、党規の変更を狙っているのか、それが成功する可能性はあるのか。党規変更に必要な人数も判らない。国籍問わずのサポータは憲法違反。.
民主は、これが政権党とは思えないほどの坩堝の如き状態。これで国政が勤まる筈もなし。それでも、辞めない菅直人、まちがいなく独裁者気取りの狂人と言える。彼は首相の座を降りたら、福島第一原発事故責任を追及・投獄されると怯えているのかも知れない。
私が知る限りの最悪・邪悪であり、天誅が下されるに値する。
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自民はどうか、時代を担うべき若い世代がいない。自民に馴染まないものが見受けられる。情けないことだ。特におかしな発言が気になる河野太郎、立派なのは祖父一郎のみ。私は学生時代、大隈講堂での彼のモスクワでの日露漁業交渉の帰朝講演を聴いた。「確かブレジネス第一書記から、彼が手に持つ大きなペ^パーパ^ナイフが気になり、機転を利かせて貰うことに成功した。処が、また机の引き出しから、同じナイフを取り出した。」というエピソードを交え、外交とは武力を背景にしたものであることを語った。
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自民内部には、寄せ集め、バラマキのマニフェスト、党綱領もない民主との連立に反対する多数がいる。私も同感だ。さてどうするのか、多額の報酬を得ている国会議員たちよ、今のままでは税金泥棒と呼ばれてもおかしくない。反省せよ。 ,.
ぼくあずさのComment
1.首相の退陣の目途立たずにも係らず、党規改訂して党代表選を行う
前提で、既に菅退陣後の候補者の人選が行われている2.両院議員総会前に、主流派と小沢派の暗闘
3.党規改訂が決まった時、どんなスケジュールになるのか首相の抵抗
が続く 4.菅を辞めさせても、次の展望が見えない悲劇 5.安易な考えによる連立より、野党は最後の手段、審議拒否をすべき 6.総選挙・政党再編なしに国の再生は覚束ない
時事川柳二首 閑々子
気持ち悪 どの面下げて 御用聞き
被害地で サクラ集める ピース旗 .
悲劇:辞めないよったら 辞めないよ [日本] , http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-06-11-4
昨夜のTVニュースで、首相が官邸へ有識者なる者四名を招いて「自然エネルギー推進庁」構想を語る場面が放映されました。
四名の名を聞き落としましたが、あの携帯電話ソフトバンクの経営者とサッカーの岡田の顔がありました。残りの二名、顔は記憶にあっても名が思い出せない。
菅直人に呼ばれても、今やこのくらいの者しか来ないのか。本来なら野党党首や経団連会長が呼ばれても不思議ではないテーマだが、菅直人はもうまともな者からは相手にされていないと判明。
by 村尾鐵男 (2011-06-13 08:42)
「辞めないよったら、辞めないよ」・・・・ってウケました(;^ω^)
ほんとに自民党もっとがんばって欲しいです(´・ω・)!
by ne3 (2011-06-13 08:47)
どうしてこれほど次元の低い、中身のない権力争いになってしまったのか。
たとえば、菅さんに代わって新しい方が総理大臣になったら、どういうことを国民にアッピールするのか。日本の政府は何をするのか。
大連立は手段であって、その目的はまた別であります。その話なしでは、国民は政治にはあまり興味はありません。
http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812
by noga (2011-06-13 08:58)
村尾さん、Frau ne3、nogaさん
コメント、ありがとうございました。
皆さん
ご来訪とnice ありがとうございます。
by ぼくあずさ (2011-06-13 13:23)