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がんばれ東電 -13:川崎市臨海埋立地20MWメガ・ソーラー発電稼働開始 [水・太陽・空気]

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3月11日のM9.0の大地震・津波による福島第一原発事故の他、広範囲に災害が起きた。菅首相は救済・復興に多くの委員会を作り、既存の命令系統を機能不全にし、「船頭多くして船山に登る」状態を意図的に作り、独裁政治体制を敷いた。東電解体、中電浜岡原発停止により反原発世論喚起、更に10電力+電源開発&日本原子力発電の12社体制解体と送電の電力からの分離、更にG8ドービル・サミットを利用して、脱原発と一千万戸ソ-ラーパネル計画を国会、与党、担当閣僚にも計らずに、国際公約した。

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国民の多くは「開けた口がふさがらない」と思いつつも、「タダでソーラーパネルが貰える」「これで原発はいらない」と妙に感心する御仁が多い。

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SIEMENSは燃料電池が代替えエネルギーではない、将来性はないことを承知しながら、ドイツを代表する電気メーカとしての矜持から、非核動力潜水艦搭載などの限定した用途に早くから開発を進めていた

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東電はSIEMENSと同じく、日本を代表する電力会社として、早い時期より全メーカのソーラーパネルを使用して長期実験をしおり、豊富なデータを取得済み。更に、下記のメガソーラーの運転により電力系統への悪影響を詳細に調査する計画。

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東電は川崎市臨海部に合計出力2万KWの大規模太陽光発電所を建設した。施行は東芝および日立が担当。土地代を除く投資額は約100億円で本年度運転開始。埋め立て地「浮島」と「扇島」の2ケ所、浮島は川崎市が用地を提供。パネルの設置面積は2カ所合計で30ヘクタールの広大なもの。一般家庭5900戸分の電力、年間の二酸化炭素(CO2)削減量は約8900㌧。

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5万KWの石炭焚火力との比較:

太陽光発電出力約30万KW に相当で投資額は約30億円。

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関西電力はシャープと共同で大阪府堺市に出力2万8000KWの太陽光発電所を建設した。

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ぼくあずさのComment

1.石炭焚き火力の投資が太陽光発電換算1KW 当たり1万円に対し、

  太陽光発電は50万円とべら棒に高価である。しかも、とてつもなく

  広い敷地を必要とする。尚且つ、他の電源は夜間や雨天・曇天時

  のバックアップとしてスタンバイすることが求められる。

2.ドイツは早々に太陽光発電に見切りをつけ、設置条件のよい北海

  およびバルト海に多数の国産大型風力発電機を設置する計画です。

  別途報告します

3.今、政治の季節であり、元々原発推進派のメルケル首相は政権維持

  の為に脱原発へU ターンした

4.自国の脱原発は、原発大国フランスおよび東欧諸国よりの買電量を

  増加させる矛盾が指摘されている

5.先のOECD およびG8における於ける菅首相の日本のエネルギー

  政策に注目が集まりましたが、「原発推進を続け、ソーラーパネルを

  1000万戸に設置」と意味不明の宣言は間違いなく嘲笑され、日本

  は仲間外れになった

6.菅首相は鳩山前首相と同じく、各国首脳やマスコミを日本でと同じく

  嘘をついても大丈夫と勘違いしている。今まで我々日本人が築き

  あげて来た「真面目で正直」への高い信頼が失われる。


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