金沢三山を歩く [フリューレン村だより]
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称名寺本堂左脇の急な石段を登る、西国三十三観音石像群を右手に見やり、程なく観音広場に至る。お堂は無く、露天に赤子を抱いた座像がある。
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よく整備された階段の先、広い金沢山(カネサワサン76㍍)の山頂に至る。生憎の曇天下に海の公園と八景島が、右手が夏島。三浦半島の山々はいつもより低く見える。.
暫しベンチで景色を眺めた後、稲荷山を経て北条実時廟へ。右に下れば称名寺の東谷戸から原っぱ。今日は、直進して日向山をめぐり下る。
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原っぱには、文庫幼稚園児であった次女が植えた、今は大きく育った枇杷の樹がある。毎年多くの実をつけるが、完熟する前に誰かが摘果してしまい、家族は一度も収穫したことがない。
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本堂背後の北谷戸は、湧水で湿原になっており、娘達が小さい頃は毎年セリ採りをした。先ほど登った石段のある尾根の麓に大きな梅が咲いている。.
阿字ヶ池には数は少ないがカモとサギが羽根を休めていた。写真は上手く撮れず掲載せず。.
洲崎の龍華寺をへて野島へ。伊藤博文金沢邸は月曜定休日。海から野島に吹きつける風が強く、頗る寒い。海苔しびに白波が立つ。いつもなら岸に流れ着く海苔を拾い集める地元の人で賑わうのに、今日は姿なし。.
夕照橋を渡る。富士山も見えず。平潟西岸を金沢八景駅へ歩き、Wanderung を終える。
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