韓国の元気と不安 –10:KTX山川の事故 [朝鮮半島・中国・台湾]
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仏国より技術導入されたKTX I は20輌編成である。国産技術と称するKTX山川は10輌編成で30㌔早い。2007年に開発、2010-03から運転開始、現在19本が運行されている。
米国およびブラジルへの高速鉄道市場進出を推進。.
2月11日の脱線事故の原因は発表によると:
1.分岐器故障の警報、現場での調査で原因が分からず
2.直進運行と考え現場で直進にセット、中央制御室に点検
終了を報告
3.中央から分岐信号を出した。90㌔で分岐器に列車は進入
5輌目までは分岐し、6輌目は直進し脱線 4.事故後7mmボルトの締め忘れ発覚
これ以外に計15件のトラブルが発生しており、その内7件は最多の信号装置トラブル。
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ぼくあずさのComment
1.原因不明のままで運転再開の怪
2. KTXの設計余裕の30㌔と見込み、これを常用連続最高
速度に設定?!
3.20輌編成で問題があり、オリジナルの10輌編成に合せ
たのか?!
4.たった1年間の運転実績、しかもトラブル続きのKTX山川
を輸出しようとする神経は尋常ではない。国民性なのか?!
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1年間に車両障害15件…「KTX山川」は安全なのか
http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=137481&servcode=400
韓国の元気と不安 –9:KTX山川、傷つくプライド [朝鮮半島・中国・台湾]
http://dorflueren.blog.so-net.ne.jp/2011-02-12-3
15年程前、台湾国鉄が在来線用新型特急電車を国際入札で選び、最安値の韓国製が買われました。以後、故障続きで、駅と駅の間の線路上で立ち往生する姿が再々報ぜられました。
台湾の新幹線が日本製となたのは当然ですが、信号システム等はドイツかフランスのものです。日本製は高価で入札には欧州勢に敗れましたが、李登輝氏が「鉄道車両を日本以外の国から買う」愚を犯すことは出来ないと主張して川崎重工製に決まりました。
言う間でもありませんが、一見平凡に見える技術も、その真価は技術を究めた者にしか判りません。韓国も中国も高速鉄道の技術は未だ「生兵法」の域を出ていません。それが証拠に、事故や故障の原因究明が十分にできず、原因不明とする場合が多いからです。
by 村尾鐵男 (2011-02-17 07:54)